【 仕入れ担当 中村より 】
京都の名門工芸染匠さんへ
毎月恒例の月初の売出し会に伺ってきました。
今回ご紹介のお品は2月の夏物発表にて、
買い付けてきました作品でございます。
心引かれるものが何点もあり、
どれにするかひたすらに迷っていたところ、本品を見つけました。
名門らしい鮮やかな色彩が美しいひと品、
夏の日差しにこれ以上ないくらい映えるかと思い決心しました。
(余談ですが、結局他の作品も諦められず仕入れてしまいました)
そんな仕入れの話などもさせていただきますので、
詳細はお気軽にお問い合わせください。
まずはどうぞご覧くださいませ。
【 色柄 】
手描糸目友禅の染めの緻密な仕事が施された特選染帯。
染め付きの良い五泉の駒絽地。
上質な絹地はこっくりと深い鉄紺色を基調にして。
お太鼓と前柄には、
鮮やかな色彩の葉を持った百合の花意匠を表しました。
銀彩加工が夏の日差しにきらめきます。
夏の時期だけの贅沢な帯ですので、お洒落付下げ、色無地、小紋にはもちろん、
織りの着物ともコーディネートしていただけます。
【 染元について 】
なかなかご紹介の機会も無い作品の為、染元のお名前は伏せさせて頂いております。
昔ながらの手仕事にこだわり、手描き友禅や手刺繍でのものづくりを続けておられ、
フォーマルきものを中心に、小紋や染帯も制作されています。
毎年の流行色を取り入れた、現代女性に合うデザインや
古典を基調とした奥行きのある構図で定評のある染元さんです。
お気になられる方はお気軽にメール・お電話でお問い合わせ下さいませ。
絹100% 長さ3.6~3.7m(お仕立て上がり時)
白生地には、新潟県五泉市の特撰駒絽地を用いております。
※おすすめ帯芯:突起毛芯 お太鼓柄
◆最適な着用時期 6月~8月(夏前単衣から盛夏)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 街着、観劇、コンサート、行楽など
◆あわせる着物 小紋、付下げ、色無地、御召、紬
※通気性を重視される方は、「夏綿芯」のお仕立てをお勧めいたします。
※帯芯と帯地の相性及び張りのある仕上がりを重視される方は、突起毛綿芯のお仕立てをお勧めいたします。
★名古屋仕立て(税込10,450円※帯芯代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※帯芯代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※帯芯代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+2,750円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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