商品番号:1497873
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
金彩工芸の第一人者、伝統工芸士【 和田光正 】氏による
別誂の紋意匠地を染め上げた金彩友禅の特選訪問着のご紹介です。
幾何学的なデザインの地紋が浮き沈みする
和田光正氏監修の特選生地を暈し染め上げた
シンプルな仕上がりで、さりげなく下前と八掛に
独特の箔を用いた金彩友禅によるお柄があしらわれたお品。
帯合わせ次第で印象が変わりますので、
パーティーやお茶席、和のお稽古、観劇、
ホテルランチなどのお席にと幅広く御召いただける事でしょう。
【 お色柄 】
太細の強弱がつけられた横段と山路のような
デザインを組み合わせた幾何学地紋が織りだされた、
おだやかな光沢を浮かべる紋意匠地を露草から薄白灰水、
藤鼠、くすんだ灰紫へと暈し染め上げられております。
また、下前には和田光正氏の真骨頂、金彩友禅による
唐花のお柄があしらわれており、見えない箇所への
こだわりを感じさせる仕上がりとなっております。
【 商品の状態 】
洗いに出されたと思われるしつけ糸が付属しており、
中古品としては概ね良好な状態でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
【 和田光正について 】
伝統工芸士
現代の名工
金彩工芸の第一人者
光映工芸株式会社、光映金彩友禅研究所創業者
中学卒業後、叔母に連れられて訪れた
友禅の彩色仕上げの工房に弟子入り。
入門した当時、金彩加工が誰にでも出来る
簡単な仕事と見なされ、染色工程全般の中で、
従の立場に置かれている事に憤りをおぼえ
一念発起。
摺箔、押箔、振落とし金砂子などの技法が
確立した桃山時代から江戸時代初期に制作された
小袖や能装束など、金彩 技法を駆使して
創作された過去の名品のような晴らしい作品を
凌駕した着物を現代でも生み出したいと研究を開始。
22歳で独立して工房を持ち、金彩技術の
改良に取り組んだ。
染色試験場や大学の研究室の指導を得て、
ドライクリーニングにも耐え、後染め、
色抜きしても金彩が剥がれない糊の開発に成功。
修業当時十色程しかなかった金彩箔を一色一色
地道に増やして150色にものぼる新しい箔を開発した。
この独自の糊と金銀箔粉を用い、金彩のみで
制作された作品を「金彩友禅」と命名。
現在は金彩友禅の技法を用いた着物や帯、ドレスは勿論、
タペストリー、屏風などのインテリア、バッグなどの
和洋小物、アクセサリーと幅広いアイテムに、伝統の
技術を元に一層の創意工夫を加え、金彩友禅でないと
出来ないのもづくりに挑戦し続けている。
【 金彩友禅について 】
桃山時代から江戸初期に確立された技法。
桃山、江戸時代初期の摺箔、中国からの
印金技術などから発展をみた。
金銀など数種類の箔・粉・泥を用い、京友禅染や
京刺繍の下地でありながら、彩り・輝きを
上品かつ高級品に制作する技法。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
※パールトーン加工済のタグが縫い付けられております。
身丈(背より) | 163.5cm (適応身長168.5cm~158.5cm) (4尺3寸2分) |
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裄丈 | 67cm(1尺7寸7分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68cm(1尺8寸0分) 袖巾34cm(9寸0分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、芸術鑑賞、観劇 など
◆あわせる帯 単衣向きの袋帯、綴れの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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