商品番号:1496872
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
蒔糊をはじめとする日本古来の伝統的な
防染糊をベースにした創作友禅の作品を得意とする
日本工芸会正会員【 中川正洋 】氏による、
塩瀬九寸名古屋帯のご紹介です。
中川氏らしい、花のデザインんい蒔糊をあしらったお品。
付下や色無地、小紋、織のお着物などにあわせて、
すっきりとした帯姿をお楽しみいただけることでしょう。
【 お色柄 】
さらりとした質感の塩瀬地をおだやかな
サーモンピンクに染め上げ、蒔糊による斑紋と
清雅な白桔梗の花がそめあしらわれております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに着用跡、たたみジワがある程度で、
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
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蒔糊(まきのり)について
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糊を竹の皮に塗って乾かし、細かく砕いたものを
湿らせた布に蒔いて防染する方法のこと。
防染した上から染料をかけると、糊の部分だけが
染まらず白い点模様が浮かび上がる。
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中川正洋について
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染色作家
日本工芸会正会員
工房『叡麓苑』主宰
京都市左京区比叡山の山麓、八瀬に
染工房・叡麓苑を構え、真糊(まのり)、
蒔糊(まきのり)、白付糊(しろづけのり)、
一珍糊(いっちんのり)等日本古来の伝統的な
防染糊に独自の工夫を加えた友禅作品を制作。
写生することから始まり、図案、生地の選択、
下絵、防染糊の制作、糊置き、染等ほぼ全ての
工程をひとりで行い、四季折々の美しい自然に
触れた時の感動を着物や帯に表現している。
【 経歴 】
1950年 兵庫県洲本市生まれ
1975年 小西寿生氏に日本画を師事
1977年 独立
1983年 駒井冨士雄先生に糊置・蒔糊を学び、
真糊、蒔糊の技術で表現する堰出友禅を確立
1999年 日本工芸会正会員に認定される
【 受賞歴 】
1983年 第8回新人染織展意匠賞
2003年 第32回日本伝統工芸近畿展日本伝統工芸近畿賞
2004年 第33回日本伝統工芸近畿展京都府教育委員会教育長賞
2008年 2008京都工芸ビエンナーレ産経新聞社賞
2009年 第31回京都工芸美術作家協会展協会奨励賞
2011年 第45回日本伝統工芸染織展日本経済新聞社賞
絹100%
長さ約3.69m(お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
◆最適な着用時期 ㋄~6月、9月~10月頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 軽い格式のお茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 付下、色無地、小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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