商品番号:1492855
(税込)
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十日町を代表する一流染匠「青柳」の特選赤城紬櫛引織り九寸名古屋帯のご紹介です。
【仕入れ担当 吉岡より】
櫛引き織独特の透け感と、軽い織の風合い。
そしてシックな配色が魅力の一条を入荷致しました!
お仕立て上がりならではのお値打ち価格でのご紹介です!
大人の情趣と存在感に満ちた一品。
お目に留まりましたらお見逃しなくお願いいたします。
【色・柄】
全体に縞の模様を浮かべた帯地は、シックな黒色をベースにして。
お太鼓と前柄、たれ先には、ぼかし染めのような白い染め分けを施し
そこへ多彩を込めた櫛引織りを加えた面持ち。
染め色が絹布に含まれる瞬間を想像させる、
裏まできれいに通った染めの仕上がり。
創作力の高さをご覧いただければ、必ずやご納得いただけることと存じます。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
保管の際のたたみ皺がございますので、お届け前にプレス加工をサービス致します。
お届けまで1週間ほど頂きます。
【赤城紬について】
上州赤城山麓でとれる、乾繭する以前の繭「生繭」が、その原料。
あえて原始的手法「手座繰り」を用いて一本引きされた糸を、
精錬せずに蚕の作った自然のままに用い、
これに草木染めを施して、熟練した技法で織布した本格的な紬です。
経糸にも手座繰り糸を多用するので糸が滑りにくく、
極めて高度な織りの技術が必要とされるため、
希少価値の高い独特の地風に仕上がっております。
手座繰りは、糸を無理に引っ張ることがございません。
糸自体を傷めず、繭の持つ自然の美しさがそのまま残ります。
また、引き手のクセと繭の個性によって節糸があらわれ、
表情豊かな織りあがりとなります。
【櫛引織りについて】
櫛引織りは織物の常識を覆す、糸が揺らぐ特許取得の技法。
能の装束の一つにある「水衣」に魅せられたことから始まって創作されたお品です。
着装に耐えうる着物素材として、復元できないかと20年以上試行錯誤を繰り返し、
そして創作されたさざなみのように揺れる他にはない地風…
糸を自由に動かして織り上げられる、独特の表情が特徴です。
【 きものの青柳について 】
十日町の染元
1938年(昭和13年)創業
創業者は青柳大喜(喜は七文字3つの旧字体)
創業以来、伝統の技術をいかしながら
決して人と同じものはつくらず、オリジナリティのある
きものをつくることをモットーに、ものづくりを
続けている。
1980年頃から、より複雑で高度な複合加工の
きもの創作に力を注ぎ、工房内での手業の
一貫作業システムを構築。
特に「桶染め」などの絞りや染めに関わる
選び抜かれた職人達を中心に育成し、
産業通算大臣賞を初めとする多数の受賞歴がある。
大喜百花、慶琳寛、創柳庵、本桶辻ヶ花などの
ブランド、櫛引織や志ぼり刺繍飛香(ひぎょう)
などの特許技術がある。
【 十日町友禅について 】
新潟県十日町地方で制作されている友禅染。
京友禅や加賀友禅等の他産地に比べると比較的に
若い友禅で、現代的な発想で柔軟に制作されている。
織物工業協同組合の青年部を中心に、商品開発に
積極的に取り組み、昭和30年代に京都から
友禅染の技術を導入。
昭和40年代に十日町友禅として確立した。
京友禅は分業制を取るが、十日町友禅は一貫生産で
制作される。
秀美、吉澤織物(吉澤の友禅)、島善、
滝泰などの染元が有名。
絹100%
長さ約3.7m
◇お太鼓柄
◆最適な着用時期 夏・単衣 <6月~9月>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、お食事会、お稽古事、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる着物 お洒落訪問着、色無地、小紋、織のお着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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