【 仕入れ担当 中村より 】
本加賀友禅作家【柿本結一】先生の描いた作品のご紹介です!
その名でピンとくる方もいらっしゃることでしょう。
そう!現役の本加賀作家であれば第一に名の挙がる…
巨匠【柿本市郎】先生のご長男さんでいらっしゃいます!
人間国宝木村雨山直系の流れを汲む
結一先生のその実力はさすがのもので、
第33回 加賀友禅新作競技会 石川県知事賞
第31回 伝統加賀友禅工芸展 金賞
第33回 伝統加賀友禅工芸展 金賞
など、約30年のキャリアで既に多くの実績をお持ちです。
その柿本氏の滅多とご紹介の無い、本加賀友禅絵羽コート地を仕入れて参りました。
ゆったりとした情緒を醸し出す色彩美をご堪能いただける一枚でございます。
お目に留まりましたらどうぞお見逃しなく!
【 お色柄 】
唐草の地紋が浮かぶ紋紗地。
やや青みのある黒に染め上げて、
意匠には竹垣草花模様を描きあげました。
現代のシーンに溶け込む斬新でモダンな色彩美…
のびやかで瑞々しく、加賀友禅独特の色彩美で描き出された表情は、
見るものにため息をつかせる仕上がりとなっております。
【 柿本結一について 】
1965年 金沢市に生まれる
1985年 人間国宝羽田登喜男氏に師事 京友禅を学ぶ
1995年 金沢に戻り柿本工房で加賀友禅を学ぶ
1997年 独立
1996年 落款登録
2006年 第28回伝統加賀友禅工芸展 銅賞
2008年 伝統工芸士認定
2009年 第31回伝統加賀友禅工芸展 金賞
2011年 第33回伝統加賀友禅工芸展 金賞
2016年 第38回伝統加賀友禅工芸展 金賞・銅賞
2017年 第39回伝統加賀友禅工芸展 金賞
【 加賀友禅について 】
加賀百万石の城下町には、古くから「加賀染」といわれる染色法がありました。
京の都で画期的な友禅染めを大流行させた宮崎友禅斎が晩年に加賀へ戻り、
その技法を伝えたことが、加賀友禅の基礎となったとされております。
特徴は五彩といわれる暖かな色彩に、花鳥山水を描いた絵画的な構図、
そして模様の外から内へぼかしをいれる技法。
加賀友禅作家の工房で10余年もの修行をして師匠に認めてもらえなければ、
作家として独立できないと言われるほどの厳しい世界。
熟達した感性と高度な技術。
写生を基本に描かれる本加賀友禅は、染め色の美しさや深み、
卓越したデッサン力と意匠の美しさを存分にご堪能いただける、特別なものです。
一貫してひとりの作家さんが仕上げますので、作家さんの感性や技術力、
まさに≪作家性≫とも呼ぶべきものを、あふれるように感じ取っていただけることでしょう。
絹100%
コート丈123cm 内幅38cm(最大裄丈72cm)
◆最適な着用時期 スリーシーズン(4月~9月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 外出地の羽織物(ちりよけ)など
お仕立て料金はこちら(全て税込)
[ 羽織 ] 48,180円
(内訳:解湯のし4,180円+国内手縫い仕立て44,000円)
[ 道中着 ] 59,180円
(内訳:解湯のし4,180円+国内手縫い仕立て49,500円+飾り紐5,500円※共布)
[ 道行衿コート ] 48,180円
(内訳:解湯のし4,180円+国内手縫い仕立て44,000円)
[ きもの衿コート ] 59,180円
(内訳:解湯のし4,180円+国内手縫い仕立て55,000円)
[ 千代田衿・へちま衿コート ] 59,180円
(内訳:解湯のし4,180円+国内手縫い仕立て55,000円)
※国内手縫い縫製にてお仕立て致します。海外縫製はお取り扱いしておりません。
※生地の素材によってはお仕立てに不向きな衿型がございます。
詳細は商品番号をご指定の上、お問い合わせくださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています