商品番号:1468442
(税込)
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【 仕入れ担当 岡田より 】
母から子へ、子から孫へ…
伝わってゆく、思い、願い。
おだやかな風土、豊かな自然の恵みを受ける琉球の織物。
今回はアトリエITO主宰、日本工芸会正会員の
【 伊藤峯子 】氏による美しい花倉織による、
特選九寸名古屋帯のご紹介です!
今回は南国の日差しを感じさせるような
爽やかな黄色を主としたひと品を一目惚れで仕入れてまいりました。
15世紀ごろから琉球の首都して栄えた首里では、
身分の高い人々の衣装として、美麗な織物が数多く織られており、
なかでも黄色の地は王族のみ許されたロイヤルカラーでございます。
色彩から感じれる華やぎと気品。
琉球の織物でしか感じられないこの美しいお色使いと、
首里ならではの高い技術による花倉織を組み合わせた、
伊藤氏の高いセンスがたっぷりと詰まったひと品です。
滅多とご紹介の叶わない作品でございますので、
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
絹艶美しくハリ感のある上質な帯地。
それもそのはず、糸には『純国産』の糸を使用しております。
絹織物の僅か1%しかないと言われている純国産糸。
世界的にも高品質といわれる国産の絹糸をもって織り上げられた本品。
その素材の良さを活かすような鮮やかな黄色を基調として、
白と緑色、白茶色による縞模様をとともに、
繊細な花倉織による幾何学調の浮文を表現しました。
さらに驚くべきは…なんと全通に花倉織が施されております。
【 首里織について 】
1983年(昭和58)国の伝統的工芸品に指定
「首里の織物」として沖縄県の重要無形文化財にも
指定を受けている。
琉球王国の城下町として栄えた首里の地で
織り継がれてきた絣織物と紋織物の総称。
分業せずに全工程を手作業で一貫して生産する
少量多品種の形態を取っている。
首里花織(ハナウイ)・道屯(ロートン)織、
花倉織、ムルドゥッチリ、手縞(てじま)、
煮綛(ニーガシ)芭蕉、花織手巾(ティサジ)
がある。
特に花倉織と道屯織は、首里王府の城下町として
栄えた首里のみで織られる王族や貴族専用の織物で、
花倉織は先染め紋織物、黄地、水地、紺地などの
無地や濃淡の配色が主流。
道屯織は琉球王朝時代には男性衣として用いられたが、
現在では着尺帯や小物類に使用されている。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
こちらの帯は長尺ですので、仕立て上がりの長さを3.8mまでご指定いただけます。
※たれ先柄ありをご希望の場合は最長3.7m
※ご指定のない場合は弊社標準の約3.6m前後で仕立て上がります。(たれ先柄無し)
柄付け:全通柄
おすすめの帯芯:突起毛綿芯
※通気性を重視される方は夏綿芯(白)をおすすめします。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、街着、ランチなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織のお着物など
長尺の帯ですので、長さをご指定下さい。
※ご指定のない場合は標準の長さで仕立て上がります。
★名古屋仕立て(税込10,450円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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