商品番号:1468086
(税込)
【 仕入れ担当 吉岡より 】
女性ならではの、穏やかなる感性によって、
作家さんが本当に良いと思うその心のままに、
かの地に吹くそよ風のように優しく仕上げられた…
那覇伝統織物事業協同組合の現理事長である
安座間美佐子氏による首里花織九寸帯のご紹介です。
絣と花織模様が生み出す色彩のハーモニー。
ぜひお手元でご堪能くださいませ。
【 お色柄 】
さらりとした肌触りの絹地。
絹艶美しい帯地は福木の黄色の濃淡で縞模様を織りなして。
ムスビビーマの絣模様を横段に表し、
その上には花織が織りなされました。
全体として見事に調和しつつもそれぞれの色彩が活かされた…
まさに、珠玉の仕上がりと言えます。
しとやかな色彩の中に垣間見える…
複雑な花綜絖と杼を通す難しさ、織り手の誠実さや根気強さ。
さらりとハイセンスに、洗練された帯姿をいきいきと。
見るほどに、味わいと深い伝統の感じられる素晴らしいお品でございます。
華やかなりし琉球王朝を偲ぶ色柄に、染織の心をご堪能ください。
【 首里織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(1983年4月27日指定)
「首里の織物」として沖縄県の重要無形文化財にも
指定を受けている。
※1998年に重要無形文化財に指定されたが、
2022年3月に保持者・宮平初子の死去により
指定が解除、2023年に改めて再指定された
琉球王国の城下町として栄えた首里の地で
織り継がれてきた絣織物と紋織物の総称。
分業せずに全工程を手作業で一貫して生産する
少量多品種の形態を取っている。
首里花織(ハナウイ)・道屯(ロートン)織、
花倉織、ムルドゥッチリ、手縞(てじま)、
煮綛(ニーガシ)芭蕉、花織手巾(ティサジ)
がある。
特に花倉織と道屯織は、首里王府の城下町として
栄えた首里のみで織られる王族や貴族専用の織物で、
花倉織は先染め紋織物、黄地、水地、紺地などの
無地や濃淡の配色が主流。
道屯織は琉球王朝時代には男性衣として用いられたが、
現在では着尺帯や小物類に使用されている。
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
こちらの帯は長尺ですので、仕立て上がりの長さを4mまでご指定いただけます。
※ご指定のない場合は弊社標準の約3.6m前後で仕立て上がります。
おすすめの帯芯:綿芯「松」
六通柄
白生地には純国産ぐんま200を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、お食事会、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物
長尺の帯ですので、長さをご指定下さい。
※ご指定のない場合は標準の長さで仕立て上がります。
★名古屋仕立て(税込9,350円※綿芯「松」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
この商品を見た人はこんな商品も見ています