商品番号:1465203
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
趣味性高い、塩瀬染帯の中でも特にこだわりを逸品を…
なかなかお見かけすることのない、ここまでこだわり抜いた染帯のご紹介です。
あまりお耳にされたこともないかもしれません。
京都の染匠、「一富司」。
上等なお品ばかりを取り扱われ、図案からこだわる一流の染匠さんです。
今回ご紹介のお品は
まるで日本画のような芸術性の高い一条。
今では本品のような手の混んだお品は製作数も少なく本当に希少。
もちろんのこと、すべてが一点もの…
本物を愛するお方に、心よりおすすめいたします。
どうぞお見逃しのないよう、お願い申し上げます!
【 お色柄 】
染めの表情そのものが、勝負となる染帯。
まさに極上の染め色を堪能いただけることでしょう。
ピンと張った駒無地を、上品な白鼠色に染めて。
その帯地には屏風のような銀彩の市松を背景にした、
波に月の意匠が丁寧な手描き友禅と金銀彩によって描き出されました。
日本画の名匠加山又造氏の作品をモチーフにした一条です。
さすがは染めをみつめきた創作元の作品、と納得する出来栄えです。
決して奇抜にならず、あくまでも古典にのっとった染めの仕上がり。
ひと目で「ヨキモノ」と分かる表情がございます。
【 京の染匠「一富司」について 】
上等なお品ばかりを取り扱われ、図案からこだわる一流の染匠さんです。
大量に作ることなく、コストがかかっても実際に締めて喜ばれる作品を作りたい。
ハイセンスかつ上質な仕上がりは、名門の作品に対する真摯な姿勢を
しっかりと感じさせてくれます。
ひとつひとつに丁寧なものづくり、伝統京友禅の美技を…
実は…単純な意匠ほど、きわめて難しく、
熟練の手仕事、腕の良い職人さんによって染められています。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100% 長さ3.6~3.7m(お仕立て上がり時)
白生地には日本の絹を使用した特選駒無地を用いております。
※おすすめ帯芯:突起毛綿芯 ◇お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、軽めのパーティー、女子会、趣味のお集まり、街着など
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、紬
★名古屋仕立て(税込10,450円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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