商品番号:1436326
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
本場久米島紬らしい、草木泥染のベーシックな久米島紬
のご紹介です。
泥染めらしい、茶味を帯びた深い地色の吸い込まれるような面持ち…
泥染めの風合いを十分に堪能いただける贅沢で希少な無地。
無地は弊社でも過去数えられる程度のご案内回数でございます。
織りのお着物ファンの方に…
憧れの希なひと品!!
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
おだやかに、ふうわりと温かみを感じる泥染めによる黒茶色地。
古くから伝わる泥染めの彩りが深みのあるお色を表現して…
お柄は素材感を存分に楽しんでいただけるシンプルの究極、無地。
帯合わせの可能性は無限大…
同じ琉球系の紅型や花織の帯も合いますし、
違う産地の紬帯も、もちろん合わせてお楽しみいただけることと存じます。
お着物の好みが変化しても、帯を変えて末永く…
千変万化の装いは、ご自身の歴史を映し出してくれることでしょう。
流行に左右されない「本物」を。
年月を経ることで生まれる織のなじみをご堪能くださいませ。
【 久米島紬について 】
1975年通産大臣指定伝統的工芸品
(現:経済大臣指定伝統的工芸品)指定
1977年沖縄県無形文化財指定
2004年製作技術が重要無形文化財に指定
久米島紬保持団体が重要無形文化財保持団体に認定
その技術が琉球王国時代以来の伝統を保つ、
製法は手作業による織物。14世紀末頃、久米島の
「堂の比屋(堂集落の長)」が明に渡り、養蚕の
技術などを学んだ事が始まりとされる。
糸は真綿からひいた手紡ぎの糸、染料は島内で採れる
主に車輪梅(ティカチ)、サルトリイバラ(グール)、
泥(媒染)、ナカハラクロキ(グルボー)、フクギ、
ヤマモモ、オオハマボウ(ユウナ)。
製織は手投杼を用いた手織である。
久米島紬の色の系統は以下
黒褐色~茶系:グール(サルトリイバラ)とテイカチ(車輪梅)、泥
青灰色~白灰系:ユウナ(オオハマボウ)を燃やした灰
青丹~薄鶸系:ウージ(サトウキビ)
濃青色~濃紺系:琉球藍
の彩りが最も多く、稀な彩りとしては
ヤマモモとクルボー(ナカハラクロキ)を用いた黄色系
※媒染液によってはミョウバン媒染の赤味をおびた深みの黄色、
泥による鉄媒染の鶯色があり、近年は上記の他に
椎の木、月橘、月桃の植物染料を用いたもの、
鉱業が盛んだった久米島の、多彩な土を使っての新しい
染色方法である千枚岩(せんまいがん:フィライト)を
用いた大地染などがある。
絹100%
経糸:生糸 緯糸:紬糸
長さ約12.5m 内巾36.5cm(裄丈69cmまで)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、お食事、街歩きなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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