商品番号:1436098
(税込)
織物ファン憧れの牛首紬に、京摺り友禅の染めを施した染め着尺のご紹介です!
【仕入れ担当 吉岡より】
ふっくらとした牛首紬らしい節糸の風合いと、
京摺り友禅による繊細なデザインに魅了されて入荷致しました!
現在、牛首紬は加藤機業場か白山工房、どちらかのものとなります。
組合の証紙などがつきますと、ふたつの名前が並列されておりますので、
どちらのものなのかわかりづらくなっておりますが、
こちらは「白山工房」のものです。
今回ご紹介いたしますのは、おきものをよくお召しになる方にこそ
お気に召して頂けそうな、深い地色に細やかな意匠を込めた
上質カジュアル紬です。
上質な素材、個性的なお柄のカジュアル着をお探しの方にぜひおすすめいたします。
帯で表情をかえて、さまざまに演出いただける着まわし度も抜群です。
洒落ものの袋帯や、染めの名古屋帯、博多織の八寸帯など
様々なカジュアル帯でお楽しみくださいませ!
【色・柄】
ごく深い黒色を基調とした紬地には、
多彩が重なり合う「更紗」の模様を表しました。
細やかなデザインが映える面持ちは、型紙を40枚用いて染めた
摺り友禅の中でもハイクラスの一枚。
40枚の型紙を用いるということは、
そのまま同じ箇所に対し40回の染めを重ねているということ。
大変な手間をかけて製作された印象的なデザインで、
カジュアルシーンにも確かな存在感を主張するような一枚。
その現代的で知的、モダンな雰囲気が魅力溢れるひと品です。
ふっくらと肌にのり、しっかりと丈夫な牛首紬。
着るほどに肌になじむ織物の楽しみを、存分にご堪能いただける最高の織物です。
なかなかない創作力の高い作品と存じます。
【牛首紬について】
日本の三大紬のなかでも、生産量が一番少ないとされている牛首紬。
双子の蚕(玉繭)から取れる希少な糸だけ用いますため、
牛首紬は、着物・帯を合わせて年間数千反と言われております。
加賀の国・白峰村一帯の集落は、古くから自然の玉繭を原料に手機紬が織られてまいりました。
耐久性に優れた牛首紬は、釘にかけても破れないほど丈夫と言い伝えられておりますので、
別名「釘抜紬」とも呼ばれます。
【京摺り友禅について】
刷毛で色をつけていく摺り友禅。
彩りの数によって1ヶ所に色をつけるのに7~8枚もの型紙を使うこともあります。
力感や色の濃さは何度も重ねて塗ることによって生まれます。
本摺り友禅は、平安末期に始まったと伝えられる京友禅最古の技法と言われています。
絹100%
長さ約13m 内巾36.5cm(裄丈69cmまで)
経済産業大臣指定伝統的工芸品「牛首紬」の証紙、
牛首紬生産振興協同組合の証紙がついております。
◆最適な着用時期 10月~5月(袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 街着、お出掛け、お食事などカジュアルシーン全般
◆あわせる帯 洒落ものの袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
[ 単 ]
地入れ3,300円+衿裏2,200円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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