商品番号:1424812
(税込)
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【 仕入れ担当 岡田より 】
長野県信州の伝統的織物【信州上田紬】から
大変珍しい、浮き織八寸帯のご紹介です!
八寸帯のご紹介も比較的少ないのですが、
その中でも本品のような浮織の作品は滅多と見かけません!
もちろんのこと生産数は少なく、
そのため高価に取引されているのですが、
今回は縁あって産地問屋さんからお値打ちに買い付ることが出来ました!
とりわけ良きお色柄の作品を
一点限り厳選仕入れしてきましたので
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
結城紬ほどの毛羽立ちはなく、しなやかで軽い織り味。
真綿糸ならではのほっこりした地風で、
黄みがかった茶、茶みがかった灰のグラデーションと
白鼠色との横段を表現。
その中に浮織の横段模様を込めました。
手織りならではの柔らかな風合いとともに、
さらりとした都会的な印象も感じさせてくれます。
まさに現代好みのシンプルな素材感重視の装いに。
小紋や御召、紬とのコーディネートで
お着物を絶妙に引き立てる帯としてご愛用くださいませ。
【 上田紬について 】
上田紬の興りは戦国時代まで遡ります。
真田氏の開祖・真田昌幸(真田幸村のお父さんです)が
上田の産業振興のために「真田織」という織物を奨励したことから始まったとされています。
それがやがて真綿から紡いだ糸を原料にした紬の織物に進展し、
養蚕の隆盛や真田父子の活躍とともに全国に広まって行きました。
江戸時代初期、茨城県結城地方の代官となった
伊奈忠次という人に招聘されて上田から大勢の染織技術者が彼の地へ赴いた時代があります。
当時、上田の染織技術は洗練された先進技術として全国的に認知されており、
その技術をもって結城地方の染織産業の振興に大きな役割を果たします。
結城紬が全国的なブランドになった基礎には上田紬の技術が基礎にあったと言えるのです。
絹100% 長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
こちらの帯は長尺ですので、仕立て上がりの長さを3.8mまでご指定いただけます。
※ご指定のない場合は弊社標準の約3.6m前後で仕立て上がります。
柄付け:全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、お稽古事、街着、趣味のお集まり、ランチなど
◆あわせる着物 小紋、織のお着物など
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