商品番号:1420724
(税込)
裏千家で主に使われる『古帛紗』
西陣の名門【龍村美術織物】より“経錦(たてにしき)”古帛紗が入荷致しました。
一目見てそれとわかる“龍村裂”の風格あるデザインです。
茶道のお稽古をしている方なら、何点あっても重宝する古帛紗。
香炉の敷物など、インテリアのワンポイントとしてもご利用いただけます。
是非ご愛用くださいませ。
◆「花文暈繝錦(かもんうんげんにしき)」
「暈繝(うんげん)」とは、同色系統の濃淡を断層的に表し、さらにそれと対比的な他の色調の濃淡と組み合わせることにより、立体感や装飾的効果をもたせる色彩法。
この裂の場合、紫、赤、黄色で美しく縦縞をあらわしていて、それぞれの縞の上に、四弁の花と、六弁の花を規則正しく並べています。
【 龍村美術織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.644
1894(明治27)年創業
初代龍村平蔵氏より連綿と受け継がれた、「独創」
「復元」「美的感覚」の三要素を帯づくりの
基本精神に据え、古代織物の研究と復元を基盤に
美術織物という新しい分野を確立した。
帯に始まり、小物やタペストリー、緞帳など
その製織品は多岐にわたる。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
素材/絹100%
サイズ/15.2cm×15.9cm
◆季節 問いません
◆年代 問いません
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