幻想的な色彩…
古くから日本人にとって馴染みの深い和漢植物で染め上げたお品を制作されている、
菅原工房のお品をご紹介致します!
【バイヤーより】
中々ご紹介のできない逸品でございます。
使い勝手のよいお色を厳選して仕入れて参りました。
今後のご紹介はお約束できませんので、
是非ともお見逃しのなきようにお願い致します。
【お色柄】
紬本来のややザックリとした手触りの地風。
しっとりと上品な紫色を基調にして
崩し市松の地紋が浮かびます。
よく見ると黄、薄青磁、柑子色など様々なお色が織り込まれております。
その糸はトップ染によってお色が見事に変化して。
見るほどに吸い込まれそうな魅力がございます。
トップ染は一枚の真綿に何色も染め、
それを手引きによって糸にする技法でございます。
糸よりも真綿の状態のほうが、吸湿性が高く、通常の先染めよりも
しっかりと染まり発色豊かですが、
一度に染まる量が少ないためトップ染めのお着物は稀少で高値で取引されております。
また風合いで言いますと本結城のようにふっくらとしなやかで、
地厚な良質の真綿糸を使用している事が解ります。
節高く織り上げられた地風。
丹精込めて織り上げた織り手さんの心のあたたかみを、
きっと画面上でも感じ取っていただけることでしょう。
着こむほどに馴染むその地色と、
ご年齢と共に退色し変化していく地色をお楽しみいただけるのも無地の楽しみ。
個性的な染め帯から素材感のある自然布の帯など、
お手持ちのご自慢の帯と合わせて
自由自在にコーディネートを楽しんでいただけます。
ご趣味のお集まり、ちょっとしたお出かけなど。
普段のお召し物の中に、個性を演出するお品として、
取り入れていただければ幸いでございます。
【菅原工房について】
美しいキモノ掲載などで有名な菅原工房は、漢方染で絹織物を作られている工房。
代表の菅原結氏は、アマゾンや古代インカ、モンゴルなどの染織を研究し、
数々の草木染の賞を受けられております。
漢方染は日本の民間薬である漢方薬を材料として染めあげたお着物です。
こちらのお着物を身に付けることにより、日常生活の中で漢方薬が自然と体内に吸収され、健康を維持するために研究開発されました。
絹100%
長さ約13m 内巾約38.5cm(最大裄丈約73cm)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷の季節
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、音楽鑑賞、芸術鑑賞、街着、お食事、お買い物、ご旅行、カジュアルパーティーなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立ご希望の場合、
[ 袷 ]
地入れ2,750円+※胴裏7,260円~+八掛8,800円+お仕立代26,400円(全て税込)で承ります。
[ 単 ]
地入れ2,750円+衿裏2,200円+お仕立代26,400円(全て税込)で承ります。
・海外手縫い価格です。国内手縫いは、「大島紬・結城紬」+23,100円(税込)、「左記以外の紬」+12,100円(税込)で承ります。
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