商品番号:1560899
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
京友禅を代表する名門、千總より…
大変贅沢なシルクスカーフのご紹介です。
シルクならではの柔らかで滑らかな質感と、薄手ならではの軽やかさ。
春や秋の軽やかな羽織りとしてはもちろん、夏場の冷房対策にも快適にお使いいただけます。
冬にはコートの中に忍ばせて、首元に優しい温もりを添えることもできる、まさにオールシーズン活躍する一枚です。
和装にも洋装にも、しなやかに寄り添う逸品が、日常を芸術に変えてゆきます。
特別入荷の一枚ですので、お目に留まりましたら
どうぞお見逃しなくお願いいたします。
【 お色柄 】
薄手で肌触りの良いシルクの生地。
首に巻いてもコンパクトにまとまり、
所々にのぞく色彩が美しいアクセントになります。
千總が明治24年に刊行した今尾景年の「景年花鳥画譜」がモチーフのデザイン。
伸びやかな花々に、蝶々やてんとう虫、かたつむり、小鳥たちが表されております。
淡いベージュの地に、自然の豊かで力強い生命力と
鳥たちの愛らしさが彩り鮮やかに映し取られた一枚です。
和装に合わせれば一層の格調を、洋装に合わせれば洗練された華やぎを。
首元に巻くだけでなく、肩に掛けたりバッグに結んだりと、
日常のスタイルにも自在に取り入れていただけます。
贈り物にもご自分用にも、気軽にラグジュアリーを楽しめる千總のシルクスカーフ。
毎日のコーディネートをさりげなく格上げしてくれる逸品です。
【 千總(ちそう)について 】
1555年(弘治元年)創業
1937年(昭和12年)設立
時代で言えば室町の時代より、江戸、明治、
大正、昭和、平成、令和と連綿と友禅の技を
守り継承している京友禅の名門。
明治年間にはそれまで用いられていた友禅の下絵を、
十二代西村總左衛門が一新、岸竹堂を皮切りに、
今尾景年や幸野楳嶺など、近代京都画壇を
代表する画家たちにに依頼するなどして
友禅染の新時代を拓く。
技術開発にも積極的に取り組み、天鵞絨友禅、
写し友禅、刺繍の技術の粋を集めた大作を次々に発表、
国内外の博覧会で数々の賞を受賞。
美術染織品と呼ばれる分野のパイオニア。
戦時中は友禅染の技術保存のため研究所を設立、
戦後は伝統の技を活かし、着物に留まらない友禅の可能性を
現在に至るまで追求し続けている。
千總では養蚕から、製糸、生地の製織全て
日本国内で行っており、白生地の製織は作品の
魅力を最大限に引き出すため、丹後にある専属の
機屋でオリジナルのものを製織。
友禅の図案の製作を行う図案室があり、
専属の図案家が在籍、また歴史の中で
蓄積してきた約2万点にも及ぶ所蔵品がある。
素材/絹100%
サイズ/約97cm×約185cm
MADE IN JAPAN