商品番号:1559056
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
雅やかな輝きと抽象的な表情が魅力の引箔袋帯のご紹介です。
箔を大胆に配し、金・銀・青緑・藍・淡金などの色彩が溶け合うように重なり、まるで水面や雲間の光を思わせる幻想的な仕上がり。
訪問着や付下げ、色無地などのフォーマルシーンに映える一本で、昼夜を問わず華やぎを添えます。
滑らかな風合いと程よい張りがあり、美しい形を長く保てるのも魅力です。
一点限り、この機会をどうぞお見逃しなく。
【 お色柄 】
淡い銀地をベースに、青緑・金・藍・淡茶の箔を重ねることで、深みのあるマーブル模様を表現。
光の角度により金箔が浮かび上がり、帯全体に豊かな陰影と奥行きをもたらします。
シンプルながらも存在感のあるデザインで、品格と個性を兼ね備えています。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りました。
締め跡がございますと裏地に汚れございます。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.35m
柄付け:六通柄
耳の縫製:かがり縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、お付き添い、お食事会、観劇など
◆あわせるお着物 訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。