商品番号:1556767
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
現代の名工・故:大城廣四郎氏による
大変珍しい夏の琉球かすりのご紹介です!
生地端に織り込まれた「コ」の文字。
廣四郎氏が工房の代表であった頃の作品。
もう氏の手掛けたお品はございません。
特に希少な夏の駒上布の作品が
御仕立て上がりで入荷しました。
らしさのある配色とデザインで
ハイセンスな装いをお楽しみいただける
良色柄が状態も良く仕入れることができました!
滅多とご紹介の機会はございませんので、
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
壁上布のようなシャリ感と通気性に優れた絹地。
深い青と金茶に織り分け、
濃淡の細やかな縞模様を織り上げ、
トゥイグワーと流水の絣模様を配しております。
身の周りの自然や暮らしの道具などをモチーフにした琉球かすりのデザイン。
琉球王朝時代には首里の王侯貴族、士族の着物のために描かれた
「御絵図」によって厳密に製作されておりました。
そうした先人たちの思いを受け、琉球かすりには沖縄独自の伝統の技術・技法が行き渡り、現在に至っております。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが仕付け糸も付いたままの美品です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 大城廣四郎織物工房について 】
黄綬褒賞受賞伝統工芸士・卓越技能賞(現代の名工)受賞の大城廣四郎。
戦後、琉球かすりをここまで発展させることができたのは氏なしでは語ることができません。
沖縄の伝統産業のほとんどがそうだったように、
琉球かすりもまた家業として受け継がれてきました。
小さな頃から家の仕事として手伝いをし、ものごころついた時には
すでに絣の技術を身につけていたという人が多いのもそのため。
廣四郎さんも職人たちが話すのを聞いているうちに、
自然と機織の基礎が身についたと語られていました。
廣四郎さんが織をはじめたのは戦後のこと。
琉球かすりは戦前は沖縄本島南部、那覇泊といった地域で作られていましたが、
戦後は南風原町を中心に復興され、現在はそのほとんどが南風原産です。
その南風原町に大城廣四郎織物工場はあります。
現在は二代の大城一夫氏、孫である大城拓哉氏が
伝統の技を守りながら、現在の感覚や素材でアレンジした
独特の作風の作品を発表されております。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
※ガード加工済み
※背伏せ付き
身丈(背より) | 160cm (適応身長165cm~155cm) (4尺2寸2分) |
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裄丈 | 69cm(1尺8寸2分) |
袖巾 | 35cm(0尺9寸2分) |
袖丈 | 49.2cm(1尺3寸0分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 6月~9月上旬の盛夏頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど
◆合わせる帯 夏の洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。