商品番号:1554726
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
独特の意匠の美しさ…
名門【 帯屋捨松 】の大変レアな逸品。
実に趣深く織り上げられる軽量のすくい織袋帯のご紹介です。
今回ご紹介のお品は手織り、櫛織のハイランク品。
このお値段でのご紹介はまずできないお品かと存じます。
お仕立て上がりならではのお値段で仕入れてまいりました。
このセンス、間違いございません!
ファンの方はお見逃しなくお願い致します。
ぜひこの機会に、【 帯屋捨松 】ならではの織り味をご堪能くださいませ。
【 お色柄 】
あくまでも帯地はしなやか、そして軽やか。
櫛織によって動きのついた帯地は、鮮やかな黄色。
その帯地に織りなされたのは大きな蝶の意匠。
帯屋捨松ならではの独特のセンス。
細部へのこだわり、計算された意匠構成に際立つ洒落感が見事です。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちにお召しくださいませ!
【 櫛織について 】
織物の基本は、経糸をはって緯糸を往復させ、
筬(おさ)で打ち込むことによって織り上げられていきます。
櫛織は筬・篦の変わりに櫛を用いて、手で緯糸を打ち込んでいきます。
特徴として、斜めのラインや曲線をも織り込めることがあり、
動きにランダム性が出ることで、より変化に富んだ趣向を凝らすことができます。
【 帯屋捨松について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.48
安政(1854年〜1859年)年間創業
1955年(昭和30年)代に七代目社長の木村博之の父
木村弥次郎が、図案家であり、織匠、染色家でも
あった徳田義三に弟子入り、1978年に独立。
徳田氏から受け継いだ感性と精神を今に生かし
起こしたオリジナルの図案を元に、常に高い
技術を保持し、よりよい品質と高い文化性を持った
帯を製織している。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100% 金属糸風繊維以外
長さ約4.4m
帯屋捨松謹製(中国自社工場)
六通柄
耳の縫製:かがり縫い
◆最適な着用時期 6・9月の単衣頃、10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お付き添い など
◆合わせるお着物 洒落訪問着、付下げ、色無地、高級な紬など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。