商品番号:1552597
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
京友禅と加賀友禅。
その二つの伝統ある染色技法の融合。
人間国宝 羽田登喜男氏の一番弟子として
15年の修業をつみ、伝統の技、染筆で独特の世界を
表現されている友禅作家【 吉住泰造 】氏による
しっかりとした染加工の特選訪問着のご紹介です。
かなり目方の重い、しぼ高の古代ちりめんを
使用したしっかりとした生地感のお品で、
すっきりとしたデザインですのでパーティーから
お付き添い、お茶席、和のお稽古、観劇など
帯合わせ次第で幅広いシーンに御召いただけ、
流行り廃りなく重宝していただける事ででしょう。
【 お色柄 】
ぽってりとしたシボ感の厚手の古代ちりめん地を
濃い利休茶色に染めあげ、茶系とグレー系の
濃淡の彩りに金彩を用いた手挿友禅にて、
鴛鴦の姿が散りばめられております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 吉住泰造について 】
染色作家(京友禅)
羽田登喜男の一番弟子
【 経歴 】
1961年 京友禅染工場の二男として京都に生まれる
1982年 染色作家 羽田登喜男氏の工房に弟子入り
1992年 年季明けし以後師のスタッフとして金沢、京都、フランス
リヨン、での個展の新作製作などの参加
1997年 独立し造染工房を設立
「花鳥風月」を軸とし総合加工を身上に創作活動を開始
1999年 工芸産業技術コンクールに京友禅訪問着「清明」を初出品、初入選
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
身丈(背より) | 159cm (適応身長164cm~154cm) (4尺2寸0分) |
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裄丈 | 68cm(1尺8寸0分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈72cm(1尺9寸0分) 袖巾37cm(9寸8分) 袖丈53.5cm(1尺4寸1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、お付き添い、軽い格式のお茶席、和のお稽古、芸術鑑賞、観劇 など
◆あわせる帯 袋帯、綴れの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。