【年に一度の本決算セール】 【日本工芸会正会員　故：藍田正雄】 傑作秘蔵極型手付け江戸小紋 真綿紬地・証紙付き ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「千筋」 難易度の高い紬地の逸品！ 本当に出会いないです…！ 身丈158　裄66

※本決算直前！
　赤字覚悟の大ご奉仕価格でご紹介！

　売り切れ続出ですので
　気になる商品はお早めに！
　年に一度のこの機会をお見逃しなく！！


【　仕入れ担当　渡辺より　】

一つ一つの手仕事が丁寧に、繊細に刻まれた、
究極の美の世界…

滅多とご紹介の叶わない傑作品が入荷しました。
まさに一期一会。欲しいと思って手に入るお品ではございません。
究極の江戸小紋、お探しの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

日本工芸会正会員、群馬県指定無形文化財保持者であられた
江戸小紋染め師【　故：藍田正雄　】氏が染め上げた、
伊勢型小紋のご紹介です！

なんと今回は珍しい真綿紬に染め上げた一品！
紬地の作品は、帯では幾度かご紹介がございましたが、
お着物のご紹介は本当にレアです！！

さらりとした絹地に染め上げるよりも、
節による凹凸が激しい真綿地に染め上げる方が
難易度が高いことは容易に想像できることでしょう。
縞の名手である藍田氏だからこそ表現可能な作品かと存じます。

状態も良く、証紙もきっちりとついた作品です。
次回のご紹介はお約束できません！
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく！


【　お色柄　】
随所に節感を浮かべたざっくりとした真綿紬地。
その地にやや紫みの紅鼠と薄赤香色による、
縞模様が表現されております。

職人の手によって仕上げられるからこその、
機械的でない直線の柔らかさ。
それでいながらも凛とした美しさを感じる仕上がりは、
藍田氏だからこそに他なりません。

一見シンプルな意匠を表現するのに一体どれほどの時間を費やし、
どれほどの気持ちが込められてきたのでしょうか。
申し上げるまでもなく、数あるお品ではございません。

長く厳しい修行の後、「道」と呼ぶまでに極められた染の美。
その心を、作品から感じ取っていただければ、
これほどうれしいことはございません。

まさに世界にたった一つの最高級品。
その技の極致をご堪能くださいませ。

【　商品の状態　】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【　藍田正雄について　】
日本工芸会正会員
群馬県指定無形文化財保持者

江戸小紋にすべてを捧げた職人。
その技術を守り後世に残すため、自分の学んだ技術を
惜しみなく弟子に教えた。
私財を投じて伊勢型紙を集め、伊勢の型彫職人の元に
通いつめて新しい型紙まで作る徹底したその仕事ぶり、
職人としての誇りと江戸小紋への愛は並々ならぬものであった。

1940年　茨城県竜ヶ崎市に生まれ３歳で高崎に移る
1956年　東京都大井町の染色工房で修業
1966年　高崎に戻り、父と一緒に仕事をする
1977年　群馬町足門（現高崎市）に工房を構える
1983年　日本工芸会正会員となる
1986年　日本伝統工芸染織展　文化庁長官賞
1991年　日本伝統工芸新作展　朝日新聞社賞
　　　　日本伝統工芸新作展　鑑査及び審査委員
1992年　日本伝統工芸染織展　日本経済新聞社賞
1993年　民族衣装文化普及協会名誉総裁三笠宮妃殿下より伝統文化賞授与
1997年　日本伝統工芸染織展　鑑査及び審査委員
1998年　米国カリフォルニア大学及びクーパーヒューイット美術館で実演
　　　　群馬県総合表彰を受ける
　　　　日本絹の里で天皇皇后両陛下へ江戸小紋の技を披露
1999年　群馬県指定重要無形文化財保持者の認定
　　　　フランス　リヨンで江戸小紋の実演
2000年　中国　蘇州大学で江戸小紋の実演
　　　「江戸小紋　藍田正雄・人と作品」展 （群馬県立歴史博物館）
2002年　群馬県功労者表彰
2007年　伊勢型紙技術保存及び伝承者育成保護事業10年
2008年　伝統文化ポーラ賞
　　　　高崎市文化賞
2010年　「藍田正雄の江戸小紋　極小美の世界」展 （高崎市タワー美術館）
2011年　旭日双光章を受章
2013年　高崎市文化賞受賞作家展（高崎市タワー美術館）
　　　　クーパーヒューイット美術館所有の型紙（鳳凰）復刻及び実演
　　　　鳳凰柄着物・マフラー・復刻型紙を当美術館にて永久保存
　　　　日本伝統工芸展60周年記念賞受賞
2017年7月　死去