商品番号:1549395
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
7マルキ一元絣でお柄を織りあしらった
特選本場大島紬のご紹介です。
総絣の表現を間道という究極のシンプルに用いた、
遊び心とこだわりの感じられるお品。
こういったお柄は帯合わせでガラリと
印象が変わりますので、お手持ちの帯や小物とも
相性がよく、また、流行り廃りなく、ご年齢を問わず
カジュアルシーンに重宝していただける事でしょう。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ。
単衣仕たてです!
【 お色柄 】
味わいある薄茶鼠の地に
一元式に絣が、細い縞状に
織りだされております。
シンプルなようで大島をご存知の方には
この柄表現がどれだけ手間がかかるかは
おわかりのはずです
まさに通好みの1枚
お目に留まりましたらぜひ!
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総絣について
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絣柄の名称で、経糸または緯糸、あるいは経緯糸に
地糸を用いないで絣染めした糸のみを使った
絣模様の事。
大島紬においての総絣は緯に地糸がなく、
絣糸のみを織り込んだ箇所がある大島紬を指す。
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一元式・カタス式について
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絣による柄表現は絣糸を経緯(たてよこ)交差させて
作られるが、その交差点の作り方によって、大まかに
「一元(ひともと)式」と「片ス(カタス)式」の
2種が存在する。
・一元式…経糸2本、緯糸2本を交差させ、
風車のような井型の絣構成。
本来の大島紬はこの一元式で製織されていた。
・片ス(カタス)式…経糸1本、緯糸2本で、
T字型の絣構成。
経糸の絣糸が1本のため方数(カタス)と
いわれたのが名称の由来。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100% 縫製:手縫い
居敷当てあり
身丈(背より) | 160.6cm (適応身長165.6cm~155.6cm) (4尺2寸4分) |
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裄丈 | 69cm(1尺8寸2分) |
袖巾 | 34.8cm(0尺9寸2分) |
袖丈 | 49.2cm(1尺3寸0分) |
前巾 | 22.8cm(6寸0分) |
後巾 | 28cm(7寸4分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70.8cm(1尺8寸7分) 袖巾36cm(9寸5分) 袖丈53cm(1尺4寸0分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 5-6 9-10 単衣
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向きのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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