商品番号:1549176
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
夏の麻素材を用いて織りだされた織物の…
最高級品に冠せられる『上布』の文字。
現在能登上布の唯一の織元となりました
【山崎麻織物工房 山崎仁一】氏による
能登上布の八寸名古屋帯のご紹介です。
麻繊維ならではの素材感で、盛夏に心地よく、
スマートな帯姿をお楽しみいただける事でしょう。
能登上布は先述いたしました通り、織元が
一軒となりましたため、織り上げも少なく希少です。
お探しの方はお見逃無きようご検討くださいませ。
【 お色柄 】
薄手でハリのある地風の生成りの麻地に、
墨黒のみの配色で変わり格子が織りだされております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 山崎仁一(やまざき じんいち)について 】
山崎麻織物工房代表
1953年に先代より事業を受継ぎ、
新製品創出に試行錯誤しながら現在に至る。
先代からは製作技法基礎と業務一般を、
また当時在勤の職人達より細部の技法を習う。
【 山崎麻織物工房について 】
能登上布唯一の織元
1891年(明治24年)紺屋として創業
昭和最盛期、百二十軒以上あった能登上布の
織元はあったが、現在では山崎麻織物工房が
能登上布伝統の技を継承する唯一の織元となった。
「能登伝統の麻織物と凛とした日常に出会う」を
テーマに、能登上布を通して出会う日本の美意識や文化、
伝統と今を行き来し、日々が少し変わる凛とした日常を
能登上布の手仕事でつくられた着物・小物と装いから
提案している。
【 能登上布について 】
石川県無形文化財指定
越後、宮古に並ぶ日本の三大上布のひとつ。
約2000年前に崇神天皇の皇女が中能登地方で
機織りを教えたことが能登上布の起源とされる。
昭和初期の最盛期、織元の数は120軒以上になり
麻織物の県生産量が日本一となったが、戦後の
ライフスタイルの変化とともに着物離れが進み、
現在は山崎麻織物工房が能登上布唯一の織元である。
原料の麻は一般的なリネンではなくラミー(苧麻)。
手織りの麻の素材感、他地方にはない能登独自手染の
押捺染、ロール捺染と呼ばれる職人技術から生まれる
染めにじみが少なく緻密で、能登の風土を映した
すっきりとした絣模様が、ひんやり涼しい風合い、
「蝉の羽」のような透け感や軽さ、丈夫さ、シャリ感、
光沢感、張り感が特徴。
絣柄の多くは幾何柄模様の十字絣を始めとする
複雑な経緯絣で構成されている。
麻(ラミー)100%
長さ:約3.64m(お仕立て上がり)
柄付け:六通柄 ※手先と返し三尺は縞
※手先名古屋仕立て(三角箇所まで半分にかがられております)
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 夏の小紋、織のお着物、上布、自然布のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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