商品番号:1548329
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
9マルキ式カタス組織にてお柄が織り上げられた
お仕立て上がりの本場大島紬のご紹介です。
深い泥染めの風合いと、繊細な絣の美しさに惹かれ
仕入れて参りました!
伝統を受け継ぐ…本場大島紬。
古き良き伝統の絣柄は、最近では着物雑誌でも多数取り上げられたりと、
今改めて注目されているようでございます。
今では製作数は大変少なくなる中、織り手さんがこつこつと織り上げられております。
深みのある大島紬は、琉球系の帯や京友禅などの染帯はもちろん、
洒落袋帯などとも合わせて頂ける重宝間違いなしの一枚かと存じます。
今では数も大変少なくなりました、9マルキ相当・地空絣の細やかな意匠が生む美しい着姿…
ぜひご堪能下さいませ!
【色・柄】
サラリとした大島紬らしい風合いの絹地。
地色は大島特有の黒褐色を基調として、
飛び柄で「宝船」のお柄を織り成しました。
泥染めによる茶味を帯びた絣によって表現された意匠美を、
是非お手元でご実感いただきたく思います。
細やかなお柄を、すべての柄がずれない様に
気を張って織り続ける…
シンプルながら決して単調ではない奥深い印象の面持ちです。
シックなお色味の大島だからこそ味わえる、大人な風情が大変魅力的です。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
八掛の色:鶸色(無地)
身丈(背より) | 161cm (適応身長166cm~156cm) (4尺2寸5分) |
---|---|
裄丈 | 68cm(1尺8寸0分) |
袖巾 | 33.5cm(0尺8寸8分) |
袖丈 | 49.2cm(1尺3寸0分) |
前巾 | 30.5cm(8寸1分) |
後巾 | 35.5cm(9寸4分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺8寸5分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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