商品番号:1547918
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
風合い豊かな飯田紬地を羽織にお誂えした一品。
防寒着が必要な季節活躍してくれる羽織。
羽織は道中着や道行などの和装コートと違い、
基本的には室内でも着用してもよいもの。
(例外として、略礼装として羽織を着用している場合は、
親しい間柄の訪問時以外は脱ぐのが良いとされております。)
羽織物の中ではより気軽にお召しいただけるため
人気の高いお品でございます。
昨今は一からお誂えされることも少なくなっております。
すぐお召いただけるお仕立て上がりのお品は
お仕立て代もかさまず重宝していただけることでしょう。
【 お色柄 】
フシ糸の風合い豊かな濃い涅色(くりいろ:
黒色にわずかに褐色のまじった墨系のお色)の紬地に
濃褐色でみじん格子が一面に織りだされております。
【 商品の状態 】
やや使用感はございますが、中古品としては
おおむね良好な状態でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
【 上田紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
※信州紬(上田紬・飯田紬・松本紬など
県内の様々な紬を一括しての指定)
国指定伝統的工芸品「信州紬」のひとつ。
長野県上田地方、更科、小県、埴科地方、とくに
千曲川上流地帯でつくられる紬織物で、
上田を集散地としたため上田紬と呼ばれた。
江戸寛文年間(1661~73)に伝えられ、
江戸中期ごろから和糸生産の発展につれ、養蚕から
生じる屑繭、玉繭を利用し、農家の副業として
盛んになり、天保年間(1830~44)に最盛期となった。
もともとは玉糸が使用されていたが、現在では
経糸に生糸、緯糸に紬糸(多くは機械を使用する)を用い、
一部は高機による手織であるが、力織機による製織のものが
多くなっている。
絣のものも織り上げはあるが、縞柄が主で、
普段着向きの着尺地として使用される。
厚手で丈夫な地風で、江戸時代には
大島紬や結城紬と並ぶ「日本三大紬」として
一世を風靡した。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
【 付属証紙 】
上田紬織物協同組合・上田紬の証紙(六文銭マーク)
背より羽織丈99cm(2尺 6寸 1分)
裄丈65.5cm (1尺 7寸 3分) 袖巾35cm (9寸 2分)
袖丈47.5cm (1尺 2寸 5分)
前巾(襠含む)24cm (6寸 3分) 後巾27cm (7寸 1分)
◆最適な着用時期 10月から翌3月の羽織、コートの時期
◆店長おすすめ着用年齢 全年齢対象(※とくに制限なくお召しいただけます)
◆着用シーン おでかけの際の防寒用、お洒落な羽織ものとして
◆あわせる着物 小紋、織のお着物 など
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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