商品番号:1544785
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
素材感あふれる紬地に、経絣と緯吉野を重ねた
シンプルなお柄が織りだされた特選洒落袋帯のご紹介です。
板締め絣による熨斗目状の経絣と緯吉野の中でも
俗に『めがね織』と呼ばれる製織技法でお柄が
織りだされており、おそらく染織作家による
作品かと存じ上げます。
味わい深い彩りと帯合わせしやすい意匠構成で
洒落訪問着から小紋、結城紬や久米島紬などの
紬着物とも相性が良いことかと存じ上げます。
【 お色柄 】
板締めによる縹色の濃淡の経絣による段暈しが
味わい深い工芸的な面持ちの薄手の紬地に、
鬱金、青丹(あおに:やや黄色みのくすみの
抹茶系の色)、黒紺、薄灰水の彩りの緯吉野による
めがね状の横段が重ねて織り描き出されております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 吉野間道(格子)について 】
浮き織で縞や格子を表現した織物。
吉野は寛永年間、京都の豪商であった灰屋紹益が
島原の名妓吉野太夫に贈った名物裂に由来する。
技法としては平織に糸を浮かせた浮き織を
連続させたもので浮き糸が連続する箇所は
真田紐のような表情を呈する。
畝織とも呼ばれ、緯糸が経糸を複数本またいで
浮いて織りだされており、浮き織でない平織の箇所は
張力の違いで湾曲した模様を描く。
また、畝織になっている箇所が二つ連続すると
メガネのように見えることからメガネ織との名称もある。
絹100%
長さ約4.4m(お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
耳の縫製:袋縫い
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 ご着用年齢は問いません
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 洒落訪問着、小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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