商品番号:1541423
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
珍しい一枚を入荷いたしました!
繊細な絞り染を施した、
お仕立て上がり白大島紬訪問着のご紹介でございます。
知的なセンス感じられるおきもの、白大島。
大島紬のなかでも白大島には、独特の、特別な魅力があるように感じられます。
ご寸法の合う方はぜひお見逃しなく!
【 お色柄 】
シャリ感ある大島独特の地風は、
まろやかな白色を基調に。
お柄には茶屋辻に流水花文様が織りなされました。
繊細な絞りのアクセントが味わい深い表情に。
洋装の多いシーンにも馴染みやすい
現代的感性で表現された洗練のデザインで、
流行り廃りなくお召しいただけるでしょう。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【白大島について】
大島のなかでも白大島は、特別なもの。
独特の、本当に奥深い表情があるように感じられます。
ところが白ゆえに…
最近では創作数も減ってきております。
なぜなら創作中に少しでも汚れがついてしまえばすぐ、難ものとされるため。
織り元に依頼しましても、白は常に敬遠されると伺っております。
技術力・デザイン・構成、全てに満足できるような、
本当に良い白大島に出会うことが難しくなってまいりました。
ご存知のように、大島紬は全工程がすべて手作業です。
図案から製織まで6ヶ月から1年近くかかり、また独特の技術を多く用いるため、
絣作りから製織時の絣合わせ、部分解きによる色のすり込み等、
大変な苦労が一反一反に込められています。
問屋さんまわりをしておりますと、
時々はっとするほど美しく白大島を着こなしていらっしゃる方に出会います。
白大島紬をお召しの方は、三枚以上大島紬を持っている人
こう言われるように、通の方ほど必ず一枚は欲しくなる白大島。
こんなにもステキな白大島で…
さりげなくも洗練された和の装いはいかがでしょうか。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100% 縫製:手縫い
※引き紐タイプ(衿ホックなし)
身丈(背より) | 160.5cm (適応身長165.5cm~155.5cm) (4尺2寸4分) |
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裄丈 | 65.5cm(1尺7寸3分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 23cm(6寸1分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68.5cm(1尺8寸1分) 袖巾35.5cm(9寸4分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、ホテルランチなど
◆あわせる帯 洒落袋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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