商品番号:1538681
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
西陣の御召機の中でも、
抜きん出て洒落たハイセンス感じさせる…
名門『秦流舎』より、
こだわりの御召をお届けいたします。
すっきりとした仕上がりながら
渋みのある洒落味が薫りたつ…
見事な織り口はさすがとしか言いようがありません。
ぜひともお手元にてお確かめください。
【 お色柄 】
するりと身を包んでくれるしっとりとした絹地。
その地に茶と褐色のグラデーションを入れた
棒縞を表しました。
ほんとうにやわらか…
見事な織りにより生み出された極上の絹地。
衣服の領域を超えて、心に安寧をもたらしてくれます。
そしてシックな色調に仕上げた地は
基礎のしっかりした印象を作り出し、
ご覧になる方へ安心感を届けます。
落ち着いていて、品良い着姿を作りたい方に
自信をもってお勧めいたします!
どうぞじっくりとご覧くださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 秦流舎について 】
養蚕・織物の技術を古都に伝えた「秦氏」の流れをくむ織元。
西陣伝統の織りの技術にハイセンスなデザイン性、
現代の時風を読んだものづくりの姿勢は、得意とするお召しをはじめ、
全作品に一貫して感じられるものでございます。
「きもの」は、衣裳ではなく「ファッション」として、
今のライフスタイルにも十分融合するモダンでお洒落なもの…
そんな考えをコンセプトに、創造される秦流舎のお着物は、
お着物通の方に大変愛されております。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
表裏:絹100%(縫製:手縫い)
◆八掛の色:アイボリー
※ガード加工済み
身丈(背より) | 165cm (適応身長170cm~160cm) (4尺3寸6分) |
---|---|
裄丈 | 69cm(1尺8寸2分) |
袖巾 | 35cm(0尺9寸2分) |
袖丈 | 51cm(1尺3寸5分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈73cm(1尺9寸3分) 袖巾38cm(1尺0寸0分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、お出かけ、お食事、お茶席、お稽古など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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