商品番号:1538025
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
【小松織物工房】より、通好みな洒落着物
白たか御召着尺をご紹介いたします。
強撚糸を用いることで生まれる細やかなシボ感と、
括り、板締めによる細緻な絣のお柄。
シボの凹凸に風が通ることで、
汗ばむ時期にも涼やかに御召し頂ける素晴らしい着心地でございます。
年々生産数も少なくなる貴重なお品、
さらりと着こなして、大人の通なお洒落着としてお楽しみ下さい。
【 お色柄 】
白鷹独特のシボ高い、ややくすんだ淡い
サンドベージュ地に、赤茶や茶の彩りで
格子状の絣を織りなしました。
【 小松織物工房について 】
明治13年創業
山形県白鷹町にある、国の伝統工芸品指定、
県の無形文化財指定を受けている
「置賜紬」のひとつ、白鷹紬の織元。
創業から6代に渡り、稀少な板締め技法の
伝統を守りながらお召や絣織物を製作している。
明治後半に足利の技術者から学んだ“板締め”の
技法を独自に導入し、精緻な絣模様を実現。
1929年に強撚糸を織り込んだ「白たかお召」を
誕生させた。
現在は小松寛幸が代表
【 白鷹織(置賜紬)について 】
山形県の伝統的工芸品に指定されている
「置賜紬(米沢織、白鷹織、長井紬)」
と総称されている織物の中の一種。
白鷹町でつくられる先染め織物の総称として
「白鷹紬」とも呼ばれ、約150年の歴史をもち
絣織物の産地では日本の最北端に
位置することから「北限の絣」とも呼ばれる。
長井紬とその発祥を同じくし、米沢藩が領内を
青苧(あおそ)や紅花といった材料の生産地から、
自給自足の絹織物産地に変えたことで始まった。
明治中期からは長井と同様、白鷹でも
「米琉絣」の織り上げはあったが、明治後半に
栃木県足利の技術者から学んだ「板締め」を導入
した事で緻密な絣文様を実現。
白鷹織には独特のシボを持つ「白鷹御召」と
経糸と緯糸を板締染色の技法で染め上げ
小絣模様を表現した「米琉板締小絣」がある。
現在白鷹織の製織を手掛けている工房は
白鷹町にある2軒のみである。
絹100%
長さ:約12.75m
内巾:約39.5cm(最長裄丈約75cm 袖巾肩巾37.5cm)
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
【 付属証紙 】
経済大臣指定伝統的工芸品
置賜紬伝統織物組合・置賜紬(白鷹)証紙
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、ホテルランチ など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアルむきのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円+ガード加工6,050円(全て税込)
[ 単 ]
地入れ3,300円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円+ガード加工6,050円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※こちらの商品は、雨などの水分に対して特ににデリケートな生地ですので、
お仕立ての際には、撥水加工されることをお薦め致します。
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