商品番号:1537262
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
細緻な意匠美、確かな技術で織り上げられた独特のその風情…
人を惹きつけるそのおりくち、後姿に魅せるこだわり。
雑誌掲載常連機屋としても有名な西陣の名門『織悦』より、
上質な織味にスッキリと上品な意匠を織り上げた両面全通袋帯のご紹介です!
高級帯の代名詞といわれる“本袋”の技法にて贅沢に織り上げたひと品。
手先をご覧をいただきますと、たれ先と同じようにオランダ線と界切線がございます。
こうすることで手先とたれ先を逆にしても問題なく結ぶことができ、末永く結んでいただけるように、と願ったこだわりの仕上がり…
作品への愛があふれたひと品でございます。
これほどにこだわって創作される帯は
昨今なかなかございません。
通の方からも愛されるその所以…
創作数も少なくレアな一条を現品限りお値打ちに仕入れて参りました!
お目に留まりましたらどうぞお見逃しなく!
【 お色柄 】
しっかりと密な打ち込みの帯地には、やや光沢をおさえた金箔糸と上品な色糸使いにて、
山路文様を横段紋にて織り描き出しました。
本当にお手にとって触れていただけないのが残念なほどの仕上がり。
通常の織帯とは次元の違う重厚感のある風合い。
密なうちこみによって、斜め方向の伸縮性も高く、結びやすさも格別に仕上がっております。
また裏面も表と同じ配色の無地の横段段でこちらも 結んでいただけます!
コーディネートも大変しやすいお色柄であり
色無地から小紋まで、お茶席などにも幅広くご活用いただける一条!
お手元でご愛用いただけましたら幸いでございます!
【 織悦について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.503
1922(大正11)年創業
初代高尾菊次郎が好み心酔した本阿弥光悦と
織物作り一途の悦びの心境を評し、商号として
「織悦」と名付けた。
昭和初期にアップリケ、刺繍、ゴブラン式モール織、
両面織、梨地絽、本羅等の10数件の特許を取得するも、
奇をてらわず、いかなる時も使い手に喜ばれる物づくりに徹し、
琳派・正倉院文様・中近東・中南米などの文様を
巧みに取り入れ、菊次郎氏から引き継がれた
卓越した感性と独特の色使いの帯を製作、
国内外問わず高い評価を得ている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
本袋縫い
両面全通柄
※ガード加工済み
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、お付き添い、お茶席、芸術鑑賞、観劇、お食事会など
◆あわせる着物 付下げ、色無地、格高い小紋、御召など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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