商品番号:1536472
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
誰が見ても一目で良きものとご実感いただける逸品…
集まる会場などでも、おのずとその存在感を引き立ててくれることでしょう。
唐織の名門・河合美術が、その織り技術を駆使して富貴に織りあげた
素晴らしい袋帯を紹介させていただきます。
お目に留まりましたらお見逃しなくお願いいたします。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
締め跡やたたみジワがございます。
結んだ際に気になるような汚れはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
重厚な見た目でありながら驚くほど軽やか、
そして緻密にして丁寧な織りあがり…。
そうそうお目にかかれない逸品ものです。
品良く煌めく金の箔地に、たっぷりと織り描かれた有職文様の意匠。
珊瑚色や若菜、藤に芥子色などの豊かな絹糸は
晴れやかかつ優しいパステルの彩りと金市により、
女性らしい華やぎある印象に仕上げられました。
多彩使いで合せるお着物を選ばず、雅やかな佇まいは、
優雅な品格をその着姿に宿します。
たっぷりの糸使いと細やかな織り味の大胆な意匠美。
名門の手にかかるとここまで違うのかということが手に取るようにわかります。
その素晴らしい仕上がりは、悠久の美を感じさせる
高雅な表情の河合美術ならではの贅沢な織り上がりです。
愛され続けてきた華やぎの伝統文様。
古典の美匠には、「本物」の美が備わっております。
この先ずっと変わることない華やぎを演出してくれることでしょう。
受け継いでいっていただきたい…
壮麗な美があふれる逸品を存分にお楽しみくださいませ。
どうかこの機会をお見逃しなくお願いいたします。
【 河合美術織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.47
1908年(明治41年)創業
西陣の老舗機屋。
唐織を得意とし、古典を学びそれを現在の感性で
育み、美術織物と呼ばれるにふさわしい芸術性を
兼備した帯を製織している。
下鴨河合神社の社家の一族である
初代河合政次郎が唐織の製織を開始。
1929年二代目河合太三が家業に従事。
初代と力を合わせて家業の発展に尽力。
第二次世界大戦中や戦後の統制経済下に
あっても通産省の手工業技術保持者の指定を受け
西陣織技術保存に多大に貢献する。
1978年に三代目河合大介が社長就任。
後、政次郎、太三両名で唐織の集大成とも
いうべき能装束の復元に全力を注ぎ、
1984年には能楽金剛流二十五世宗家・金剛巌師の
指導、監修のもと、徳川中期の能装束名品十領の
復元を完成。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(指定外繊維以外) 長さ約4.3m
河合美術織物謹製
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢を問いません。
◆着用シーン 結婚式、パーティー、観劇、レセプション など
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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