商品番号:1535356
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【 仕入れ担当 田渕より 】
揺るぎなき美の系譜に、その伝統を麗しく昇華。
織の真髄を極めた一本は、ひと目で心に迫る存在感がございます。
ご存知、龍村晋謹製の特選袋帯。
お仕立て上がりにてお値打ちに仕入れが叶いました。
いつの時代にも愛されつづけるその逸品をどうぞご堪能下さいませ。
【 お色柄 】
しなやかな帯地は一面に石畳の地紋を織りなして。
お色は、風趣な味わいを感じさせてくれる媚茶色。
上質の箔を繊細に織り込んで綾なされたのは、
宝珠紋に鳳凰と飛竜を込めた『名物興福寺金襴』の高雅な意匠。
名物裂の中でも大名物に選定される意匠でございます。
正統派の風雅な文様美は見るほどに奥行きを増して、
いついつまでも見飽きるということなく新鮮に思っていただけましょう。
全通のお柄ゆきというのも嬉しい点でございます。
訪問着、付下げ、色無地、小紋などのお着物とのコーディネートで、
その確かな技術と洗練された意匠の趣をお楽しみ下さいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 龍村晋について 】
龍村織物主宰
正倉院の古代錦を始め名物裂の復元と
多くの美術織物を創作した龍村平蔵の三男。
平蔵の著作権を受け継ぎその研究と復元制作を継承。
古代のロマンに魅せられ、日本はもとよりシルクロード、
西欧と広く題材を求めてその文様を錦に表現し、
比類ない「伝匠名錦」を保倉一郎と協力して
31年間に310柄の紋図デザインを完成した。
【 経歴 】
1908年 龍村平蔵の三男として大阪に生まれる
1933年 東京帝国大学経済学部卒用
日清紡入社
1940年 次兄の入隊に伴い、日清紡退社
龍村織物美術研究所に次長として入社
1941年 前年に施行された七・七禁令を受け、平蔵の命のもと
「織物維持保存」をまとめる
1950年 独立
1981年 傳匠名錦帯百柄達成を記念して「第一回傳匠名錦展」を
港区縞のクレセントハウスに於いて開催
1989年 NHK教育テレビ『古代ロマンに魅せられて』に出演
1995年 日本橋プラザに於いて米寿記念展開催
1997年 傳匠名錦帯三百柄達成
同年12月 永眠(三百十柄目を作成中)・享年89歳
絹100% (金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
耳の縫製:袋縫い
全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、パーティー、お付き添い、お茶席、観劇など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、紋付色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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