商品番号:1535105
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
立体的な絞りの凹凸。
平縫いを矢絣間道状に平行して丁寧に縫い上げて染めた独特の風合いは、
まるで木の杢目のように自然な表情…
不動の地位を築かれた最高級ブランド、藤娘きぬたやより
特選杢目絞り染小紋をご紹介致します。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
しなやかな風合いの艶めき豊かな絹地。
紗綾形の地紋が織りだされた白紫色のその地には
淡黄色に浮かぶ杢目の絞り柄が一面に表現されました。
手仕事の優しさとやわらかい雰囲気が素敵なお一つです。
絞る人の力加減や、染色の微妙な差から、同じものを二度と創ることはできない世界に一つの贅沢なお着物。
悠久の美を奏でる、贅沢な一枚…
お手元でご愛用いただける一品となりましたら幸いでございます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 杢目絞りについて 】
一定の間隔で絵付けされた、生地の線に従って平縫いをし、
固く締めて不規則なシワを作りだして浸染すると、
糸で引締められた部分に染料が入らず、木目のような筋模様に染め上がる絞染の技法。
鹿の子絞りとはまた異なる、豊かな表情が魅力的な染め技法でございます。
【 藤娘 きぬたやについて 】
1947年(昭和22年)創立
高級呉服、特に高級しぼりの自社製造を行い、
『藤娘』の商標で全国の有名呉服店、百貨店、
及び卸売問屋に販売網を持つ、しぼり製品のトップメーカー。
創作品の中には、ニューヨーク・メトロポリタン美術館に
永久収蔵されているものもある。
絞り染の他に、名古屋友禅や刺繍による作品も手がける。
疋田絞りの多くは45建が多く、1尺5分(約40cm)の幅に
45粒の絞りが施されるが、きぬたやの45建は47粒が基準。
更に江戸期に存在したという本疋田60建を十数年の
歳月をかけ復元、その技術を持つ絞り職人養成にも成功。
伊藤嘉秋氏は、不可能とされた本疋田70建にも成功した。
きぬたやの本疋田絞りは、通常の本疋田が一粒あたり
8回絹糸で括るところを12回括ることによって
一粒一粒の白場が多く、中心の点が針のように
尖っている。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
◆八掛の色:薄桜色
※ガード加工済み
身丈(背より) | 163cm (適応身長168cm~158cm) (4尺3寸0分) |
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裄丈 | 68.5cm(1尺8寸1分) |
袖巾 | 34.5cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈71.5cm(1尺8寸9分) 袖巾36.5cm(9寸6分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お出かけ、お食事など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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