【龍村平蔵製】 特選工芸本袋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「香蘭錦」 経糸と緯糸で描く織の美 平蔵らしいデザイン!

商品番号:1533707

¥99,800

(税込)

  • 2,994ポイント獲得(3%)
  • 発送日: 1週間程度1週間程度
  • 無料配送
  • 1/14 10時00分まで販売

商品番号1533707
に関するお問い合わせ

0120-188-008

平日・土日祝 10〜18時

【 仕入れ担当 岡田より 】
力強く、古典を踏襲しながらもどこか新しい。
西陣の帯の中でも、名高き【 龍村平蔵 】製の
斬新なデザインの袋帯のご紹介です。

裏表継ぎ目のない本袋で織り上げられており、
界切線ひとつをとっても凝ったお品で
裏太鼓とよばれる、お太鼓の裏にあたる箇所
(二重太鼓をお締めいただいた際にかくれる部分)にも
お柄がつけられた贅沢な仕上がりとなっております。

特に流行り廃りのないお柄ですので訪問着や
付下、紋付き色無地などにあわせて平蔵ならではの
力強い意匠を帯姿でお楽しみ頂ける事でしょう。


【 お色柄 】
ギュッと密でしっかりとした重さのある黒地に、
金糸の濃淡と黒の箔糸、紅白の絵緯糸使いで、
デフォルメされた春蘭の花が大胆に
織りだされております。


【 商品の状態 】
うっすらと着用シワ、若干アタリ(生地の
摩擦によるへこみキズ)、耳箇所にところどころ
糸が出ている箇所がございます。
ご了承の上、お目に留まりましたらお値打ちにお求めくださいませ。


【 初代・龍村平蔵(号・光波)について 】
染織工芸作家
伝統的な西陣にあって、常に斬新な発想と
革新的な技法の習得により新境地を切り開いた名匠。
奈良県の正倉院に収蔵されている正倉院裂の
復元の第一人者。
生涯で70種もの日本の宝物の復元に成功した。

【 経歴 】
1876年に大阪の両替屋の豪商の家に生まれる。
16歳のときに祖父が死去し、それを機に家業を継ぐ。
1894年には18歳で織元として独立、その後1906年に
京都で龍村織物製織所を設立。
当初は販売に従事していたが、徐々に織物の技術に
興味を持ち、研究を開始。

研究の結果、帯に奥行きと彩りを与えた
高浪織(たかなみおり)や、意匠に立体感を出すため
糸に凹凸を持たせる纐纈織(こうけちおり)などの
数々の技術を生み出し特許を取得。
後、苦心して開発した織技法が次々と同業者に
模倣された事で古代裂の復元研究に没頭。
「どんな複雑な組織の織物も、経糸と緯糸によって
構成された、理屈で割り切れる偶数の世界」ととらえ、
「美」という3つ目の要素を加える事で織物を芸術という
高みに押し上げた。
1956年には染織工芸界の新たな可能性を切り開いた
数々の業績に対し、80歳にして日本芸術恩賜賞を受賞。
1962年 没、享年86歳。

龍村平蔵の子息は
謙・晋・徳・元の4人
このうち謙が二代龍村平蔵(号・光翔)、
元が三代目平蔵(龍村美術織物経営)。
現在は龍村旻が龍村美術織物を経営、
2006年4月に四代目龍村平蔵を襲名

岡田 和也

バイヤー
岡田 和也

商品・お仕立てのこと、お気軽にご相談ください!
0120-188-008

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。

- 素材・サイズ

絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.29m(やや短尺・お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
耳の縫製:本袋帯のため耳の縫製はなし
※関西仕立て(界切線が表に出ております)
※触れた感じで推測するに芯なし仕立ての可能性がございます。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン パーティー、お茶席、和のお稽古、芸術鑑賞、観劇 など

◆あわせる着物 訪問着、付下、色無地、江戸小紋 など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。

商品番号1533707
に関するお問い合わせ

お問い合わせ
0120-188-008

平日・土日祝 10〜18時

最近チェックした商品もっと見る(0点)もっと見る