商品番号:1528226
(税込)
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【 仕入れ担当 戸高より 】
名門・おび弘(旧池口商事)謹製の帯地に
素描で柄を加えた袋帯をご紹介いたします。
そのしなやかな織味からも上質を漂わせるおひとつ。
洒落訪問着や付下げ、色無地、小紋などと合わせて、
存在感のある帯姿をご堪能頂ける一条です。
名門の織屋があやなす、美の結晶をお見逃しなく!
【 お色柄 】
サラリと軽く、かすかに箔糸を織り交ぜた光沢のある帯地。
地色はごく淡い白鼠色を基調として
お太鼓に灰青色の雲を背景にして、猛々しい龍を描きました。
前柄には牡丹と雲とをそれぞれ描き、
巻き方によって違う柄を楽しんで頂けます。
あくまでもお締めになられる方の負担になりにくいしなやかな風合いは
プロの目をもうならせるものです。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 おび弘について 】
上質な素材と丹念な手仕事による
個性豊かな帯づくりで定評ある西陣の名門機屋。
琵琶湖の西北、織物に最も適した湿度を保つ
山門湿原の森に1965年に工場を建設しました。
それから伝現在に至るまで50有余年。
15機の手機と締め込み用の手機1機を有し、
複雑な袋帯数種、名古屋帯、
大相撲の締め込み等、多動の織物を手掛け、
伝統技術の後継に積極的に取り組まれております。
有名なエピソードとしてはその昔、
あのダイアナ妃来日の折、
帯を献上されたこともある名門でございます。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く) 長さ約4.35m
西陣織工業組合証紙No.607 おび弘謹製
耳の縫製:袋縫い ◇お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン パーティー、お付き添い、お茶事、お食事会、観劇など。
◆あわせる着物 訪問着、色無地、付下げ、小紋
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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