商品番号:1526867
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
原始布よりあらたな美の再発見を求める。
原始布・古代織を復元されている織工房
【 出羽の織座 】より、琴糸を用いて風合い豊かに
織り上げた八寸名古屋帯のご紹介です。
古代と日本衣文化の昔と今を知る、全国で唯一の
原始布織工房であり、近年は米沢民藝館を設立し
消え去った日本の衣文化の源流を伝えるため
命脈を絶った布と衣、そしてそれを織るために
用いられた織具類を展示保存するなど日本の衣の原点に
深く関わりながら研究を続けている出羽の織座。
素朴な職人の仕事にある美を追求して創作された
シンプルながら奥深い表情を感じさせるお品で、
小紋や織のお着物などにあわせて、琴糸ならではの
独特の表情、手織の味わいをお楽しみいただける事でしょう。
【 お色柄 】
かなり凹凸のある地風の緯糸に琴糸を織り込んだ帯地に
藍鼠、灰水の濃淡と薄桜色の濃淡でグラデーション状の
間道が織りだされております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 琴糸織について 】
読んで字の如く『琴の糸』を織り込んだ織物。
日本の弦楽器(琴・三味線・琵琶)の糸は近年では
ナイロン製のものが殆どを占めるが、古くは春蚕の
最良質の生糸を強く撚り合わせたものが用いられており、
その糸が切れた際にそれを集め、強い撚りがかかった糸を
一本一本ほぐし紡ぎ直して染色し、緯糸として織り込む
さざ波縮地風の織物である。
絹100%
経糸:絹 緯糸:絹の琴糸
長さ約3.64m(お仕立て上がり)
柄付け:全通柄
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、ループ状の糸、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 9月の単衣から翌6月までの単衣、袷(あわせ)の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 軽い格式のお茶席、和のお稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。