商品番号:1524160
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
他にはない抜群の意匠性…
西陣の名門・まいづるが織りなす、
力ある逸品袋帯を仕入れて参りました。
緻密に織り出された意匠の味わい…
異国情緒ただよう柄行を丁寧に織り上げた、秀逸な洒落センス。
ここまで状態の良い作品は多くはございません。
お目に留まりましたらどうぞお見逃しなく!
【 お色柄 】
印象的な通好みの表情。
たっぷりとした独特の立体感と重厚感…
その見た目とは異なり、風合いは大変しなやかに織り上げられました。
程よくハリがありつつも、しなやかな帯地。
深い黒色の地に細やかな金糸を忍ばせ、気品のムードを高めて。
まるで描かれたように…
たっぷりと表された意匠は、
異国ムードただよう装飾の幾何文様や更紗文などが細やかに。
深みある味わい深い彩りで、浮かび上がるような奥行き感を表現。
おきもの姿で並ばれたときの差は歴然…。
洒落た訪問着、付下げ、紋付色無地などのお着物とのコーディネートをお楽しみ下さい。
裏地にも異国の更紗をあしらった意匠がたっぷりと織り出され…
お洒落への贅沢なこだわりを余すところなく感じさせる、
本当に素晴らしい仕上がりのひと品です。
【 商品の状態 】
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 西陣まいづるについて 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.29
1907年(明治40年)創業
江戸時代に「松屋」の屋号で禁裏御所
(京都御所)の出入りを許された商家。
江戸時代中期に松屋儀兵衛が近江の国
(現在の滋賀県)より京都に出て、
呉服商を営みはじめたのが始まり。
江戸時代後期には高島屋や大丸と共に
京都の名店としての地位を確立した。
後、松屋七代目・舞鶴正七が西陣の地で
織元として新たに創業。
美しく魅力的な織物を作り続ける事、
世間から必要とされる織物を作り続ける事、
時代の変化に対応した織物を続けていく事を
モットーにものづくりをしている機屋。
主なブランドラインにゴブラン紹巴、
三眠蚕、耀虹螺鈿、琴糸織などの
シリーズがある。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
西陣織工業組合証紙No.29 西陣まいづる謹製
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、芸術鑑賞、お食事会、趣味のお集まりなど
◆合わせるお着物 訪問着、付下げ、色無地、格高い小紋など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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