商品番号:1523647
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
お着物や帯との出会いも一期一会。
一流織り屋の素晴らしき面持ち。
なかなか出会うことのできない逸品帯でございます。
織り成しましたのは西陣の名門【 おび弘 】(旧池口商事)。
心の奥底から満たされてゆくような一品を見つけてまいりました。
【 おび弘 】のこのシリーズの軽いお柄のものよりも
さらにハイグレードな逸品中の逸品です。
穏やかな佇まいに、品格と格調とを漂わせ、
見れば見るほどそのこだわりの姿勢が感じられるような
袷だけでなく単衣にも重宝するお品です。
訪問着や付下げ、色無地のお着物とのコーディネートで
本格フォーマルの装いをご堪能くださいませ。
終生お手元でご愛用頂ける良いお品を。
本物をお探しの方に責任と自信をもってお届けいたします。
【 お色柄 】
深く落ち着いたマットな焦茶色の帯地。
意匠には七宝を背景にして花菱や桐を込めた
丸文は織り成されております。
深く艶めく絹糸に箔糸がキラリと輝き…。
品格ある佇まいを演出いたします。
帯地自身の気品もさることながら、
重厚な唐織と刺繍の共演によって、
より一層の映えを感じさせるひと品でございます。
織りの贅沢を、十二分にご堪能いただける逸品と思います。
【 唐襲(からかさね)について 】
その名のとおり、唐絹に唐織をほどこす、
本当に軽くてしなやかな仕上がりの逸品シリーズでございます。
お手にとっていただけましたら、きっと驚かれることでしょう。
まず特筆すべきはその軽やかさ。
その地風は、まるで夏物のような繊細さ。
薄く緻密に、とびきりのシャリ感でもって織り上げられた帯地は、
見るものを納得させる重厚感と風格はそのままに…
あくまでもお締めになられる方の負担にならない織り上がりで
プロの目をもうならせるもの。
【 おび弘について 】
上質な素材と丹念な手仕事による
個性豊かな帯づくりで定評ある西陣の名門機屋。
琵琶湖の西北、織物に最も適した湿度を保つ
山門湿原の森に1965年に工場を建設しました。
それから伝現在に至るまで50有余年。
15機の手機と締め込み用の手機1機を有し、
複雑な袋帯数種、名古屋帯、大相撲の締め込み等、多動の織物を手掛け、
伝統技術の後継に積極的に取り組まれております。
有名なエピソードとしてはその昔、
あのダイアナ妃来日の折、帯を献上されたこともある名門でございます。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.607 おび弘謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
お柄付け:六通柄
◆最適な着用時期 6月末~9月上旬以外の単衣・袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添いなど
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地など
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