商品番号:1522644
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
漢方染で有名な、菅原工房より
色彩の変化が味わい深い紋織紬のご紹介です!
幻想的な色彩変化に、
ふわりと浮かび上がる絞り染めの表情が、
工芸味あふれる和姿を演出します。
珍しい鮮やかな色彩の一枚。
今回は名門帯匠「丹波屋」の九寸帯とのコーディネートセットをご紹介。
目利きの方、是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
[着物]
風合い豊かな紬地は
青緑色で絞り染めて。
お柄には、斜段模様を表現して。
薬草から生み出された色彩が調和した仕上がりでございます。
[帯]
ハリのある織りの風合い豊かに仕上げられた帯地は、桑染色。
すっきりとお太鼓と前柄に
鮮やかな色彩のコプト鳥模様を織り成して、
丹波屋さんらしい、趣深い表情に仕上がっております。
【 商品の状態 】
着物も帯も中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちにお召しくださいませ!
【 帯匠 丹波屋について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.401
1750年代(宝暦年間)創業
1972年(昭和47年)設立
歴代の店主は「丹波屋甚兵衛」を名乗っている。
18世紀半ば、初代丹波屋甚兵衛が丹波国
(現在の京都府中部)から京都・西陣の地に
移り住み、織屋を創業。
創業当時はおもに禁裏御用達の朱子、
厚板などを空引機で製織していたが、明治時代初期、
六代目丹波屋甚兵衛の時代にフランス・リヨンから
伝来したジャガード織機を活用、紋織物の技法で
唐織などの製織を開始した。
1900年生まれの八代目・丹波屋甚兵衛(治之助)が
龍村美術織物研究所にて織物にまつわる様々な
知識を習得。
変わり調子の袋帯と名古屋帯の製織など、
現在の丹波屋の織物の基礎を築く。
九代目丹波屋甚兵衛(茂勇)は図案家の
徳田義三氏に師事、あくまで手織りにこだわり、正倉院、
名物裂、能衣装などの日本古来の文様はもとより、
コプト、インカ、ヨーロッパ、東南アジアなど、
世界各地の伝統的な染織品から受けた影響を
織りこんだ、丹波屋オリジナルの図案を次々と創出。
今に至るまで先人がこれまで築いてきた歴史と伝統を
尊重しながらも、それに押し流されることなく、
移り変わる時代の中で感性を磨き続ける道を選び、
手織によるものづくりを続けている。
【 漢方染蚕桑苑 菅原工房について 】
1966年設立
米沢にある漢方染、糸染、織り、絞りなどの
染色技法による作品を創作している織元。
代表の菅原結は、アマゾンや古代インカ、
モンゴルなどの染織を研究し、数々の草木染の
賞を受賞している。
延命草、朝鮮人参、ゲンノショウコ、どくだみ、
茜、サルノコシカケ、蓬、黄蘗、熊笹、万年竹、
ちりめん紫蘇、紅花、黒豆、センブリ、梅、
阿仙、藍など、薬効のある漢方を染料を使用。
「かさね漢方染」、「錦秀漢方染」、「錦秀漢方備長炭染」
などの特許技法を有する。
【 沿革 】
1966年 米沢市松が岬で織物業を始める
1969年 菅原織物工場設立
1973年 社名を「菅原工房」とする
1983年 漢方染「蚕桑苑」を設立
1986年 染色工場と資料保存蔵を新設
卸部門「薬研有限会社」を設立
1990年 「黄蘗の館」設立
1996年 漢方染展示場「漢方苑」設立
1997年 おもてなしの館「四季の苑」を開設
2003年 古志田地区に談話室「道祖神」を新設
2004年 「湯花苑」を新設
2006年 菅原工房40周年を迎える
[着物]
表裏:絹100% 縫製:手縫い
[帯]
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
お太鼓柄
身丈(背より) | 154cm (適応身長159cm~149cm) (4尺0寸7分) |
---|---|
裄丈 | 65.5cm(1尺7寸3分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 48.5cm(1尺2寸8分) |
前巾 | 22cm(5寸8分) |
後巾 | 28cm(7寸4分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68cm(1尺8寸0分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、街歩きなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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