商品番号:1520831
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
人間国宝【 故・芹沢けい介 】氏の一番弟子で
染色作家【 下平清人 】氏の型絵染にてお柄を
そめあしらった『まだ布(科布:しなふ)』の
八寸名古屋帯のご紹介でございます。
ほのかに科の木の香ただようお品。
型絵染による味わい深いお柄があしらわれており、
夏の小紋、織のお着物、上布、自然布の
お着物にあわせて、カジュアルの帯姿を
お楽しみいただけることでしょう。
【 お色柄 】
科布ならではのかなりハリのある地風の自然な
亜麻色の濃淡地をベースに、濃褐色に染め上げ、
地色に調和する落ち着いた彩りで花鳥風月のが染めあしらわれております。
【 商品の状態 】
やや使用感、着用シワ、返し三尺に汚れ、
手先に摩擦による繊維の摩耗箇所がございます。
(※画像の黄色矢印の幅は1cmです。)
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
【 型絵染について 】
染色工芸家、芹沢けい介(せりざわけいすけ:
けいは金偏に圭)が、1956年に人間国宝に認定された際、
室町時代末期から続く日本の伝統的な染色技法の
ひとつである「型染(かたぞめ)」と区別するために
あらたに生まれた言葉。
「型染」の仕事、技法は、個性的な下絵に始まり、
絵模様が創案され型彫り、染色にいたる工程の
ほとんどを一人でこなす性質を持つが、その工程を
一層発展させ、詣力や色彩感覚を重視した絵画的
表現を追及する創作的染技法が型絵染と呼ばれる。
【 科布について 】
「シナノキ」や「オオボダイジュ」の
樹皮からつくられる日本最古の織物のひとつ。
葛布・芭蕉布と並ぶ日本三大古代布。
樹皮から採れる靭皮繊維をはぎ、灰汁で煮て薄く裂き、
出来上がった糸を織り上げる。
茶褐色をしていて粗剛で織り目はあらく野趣に富み、
通気性がよく、軽く、水濡れにも強く、使いつづけるほどに
味わいが増す。
現在は新潟県や山形県の一部地域のみで生産されている。
【 下平清人について 】
型絵染作家
1936年長野生まれ
19歳の年から型絵染めの第一人者、故:人間国宝
芹沢けい介(けいは金偏に圭)に師事、以後その
工房に長年仕え、その技術を学び昼夜を問わず制作に励んだ。
1968年に那須塩原に下平染色工房を開設。
【 受賞歴 】
1956年 国画会初入選 日本民芸館展初入選
1958年 国画会新人賞受賞
1962年 日本民芸館展奨励賞受賞
1965年 国画会野島賞受賞
1970年 国画会会友優作賞受賞
1972年 国画会審査員
1985年 東京・京都にて20周年 個展開催
1986年 連展厚生大臣賞受賞
1987年 富士美術賞受賞
1990年 第三文明展 第三文明賞受賞 栃木県展審査委員長
1991年 飯田市美術博物館にて個展開催
【 下平清人について 】
型絵染作家
1936年長野生まれ
19歳の年から型絵染めの第一人者、故:人間国宝
芹沢けい介(けいは金偏に圭)に師事、以後その
工房に長年仕え、その技術を学び昼夜を問わず制作に励んだ。
1968年に那須塩原に下平染色工房を開設。
【 受賞歴 】
1956年 国画会初入選 日本民芸館展初入選
1958年 国画会新人賞受賞
1962年 日本民芸館展奨励賞受賞
1965年 国画会野島賞受賞
1970年 国画会会友優作賞受賞
1972年 国画会審査員
1985年 東京・京都にて20周年 個展開催
1986年 連展厚生大臣賞受賞
1987年 富士美術賞受賞
1990年 第三文明展 第三文明賞受賞 栃木県展審査委員長
1991年 飯田市美術博物館にて個展開催
科100%
長さ約3.59m(若干短尺・お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
※お太鼓箇所トンネル仕立て
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 夏の織のお着物、小紋、上布、自然布のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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