商品番号:1520609
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
西陣織の始祖【紋屋井関】より
格調高い袋帯をご紹介いたします。
美術的な雰囲気と格調が美しく包み込んでくれる一条。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
軽やかに織り上げた黒色の帯地。
ほんのりと煌めく赤銅の箔糸を織り込み、
遠目には濃褐色の印象に。
お柄には抑えた金糸使いにて葡萄蔦葉の意匠を織り上げました。
暗い地色に浮かぶ金の光沢。
なんとも格調高き面持ちでございます。
こだわりはデザインだけでなく織にも。
斜めの伸縮性に富み、横には伸びないという
復元力の強さが締めやすくシワになりにくい地風です。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに締め跡、たたみジワがある程度で、すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 紋屋井関について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.1318※
※1953年の西陣織の証紙制度登録参加時点では
証紙番号はNo.1。当時の登録名は「井関」。
(当時の組合加盟社の中の38社が証紙登録開始)
番号は、当時参加した織屋の名前・いろは順で
決定されていた。
室町時代から500年以上続く日本の中で一番古い
歴史を持つ機屋。
四代昌庵が岡本尊行に紋織技術を伝授し、
西陣織が始まったとされることより、
「西陣織の始祖」「紋織の祖」とも呼ばれる。
現在は十九代当主。
1555年(元治元年)初代井関宗麟が日本で初めて
空引機を考案し、高級な紋織物国産化を完成させた。
公家や将軍・大名たちの装束を織る「御寮織物司」として、
宮廷文化を彩る逸品を織り続けた井関家には
「桐竹鳳凰麒麟文」を筆頭におびただしいほどの
古代裂が残されており、今日のものづくりの
礎となっている。
また、素材として絹糸は「宮糸」と呼ばれ、禁裏装束のみに
用いられた幻の糸(現在の14中生糸、極細で特に光沢性と
弾力性に優れている)を使用、金糸・箔はすべて本金・
本プラチナ・本焼銀を使用している。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.35m
柄付け:六通柄
耳の縫製:かがり縫い
※ガード加工済み
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、芸術鑑賞、観劇など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、御召など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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