商品番号:1519727
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
触れるだけでその思いが伝わるからこそ…
一瞬で心惹かれて入荷いたしました。
大城廣四郎織物工房による本場琉球絣をご紹介致します。
いつの世も、着物びとの心をとらえて離さない琉球伝承織物。
証紙もついた良色柄のお届けでございます。
お目に留まりましたら是非お見逃しなく!
【 お色柄 】
ふっくらとやわらか、あたたかみに溢れる風合い。
節が味わい深いその地は落ち着いた赤茶色を基調として、
山吹色や深緑色などの色糸を用いて
格子に琉球伝統の絣模様が織りだされております。
熟練した織り手が時間をかけて手織りした布の凛とした贅沢さ。
身に纏えば、それらを肌で実感していただけることでしょう。
琉球紅型の染め帯や、贅沢な花織の帯などをあわせて、
美しい民族衣装の装いをお楽しみください。
おきものをご存知の方でいらっしゃいましたらその希少性、
価値は存分におわかりいただけることと存じます。
多く語る必要はないかもしれません。
終生ご愛顧いただけ、また代々受け継いでいただける織物という芸術品として。
琉球の織物を愛されている方にお届けできればと願うお品でございます。
どうかこの機会をお見逃しなくお願いいたします。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 大城廣四郎について 】
黄綬褒章受賞
伝統工芸士
卓越技能賞(現代の名工)受賞
勲六等瑞宝章受賞
輝くような受賞歴を持つ大城廣四郎氏。
琉球の染織工芸の世界では、カリスマ的な存在として知られております。
沖縄の伝統産業のほとんどがそうだったように、
琉球かすりもまた家業として受け継がれてきました。
小さな頃から家の仕事として手伝いをし、
ものごころついた時にはすでに絣の技術を身につけていたという人が多いのもそのため。
廣四郎さんも職人たちが話すのを聞いているうちに、
自然と機織の基礎が身についたと語られています。
戦後、苦労して苦労して、生きるための手段として選んだ機織り。
現金収入を得る手段としての機織りがいつしか人の心を打ち、
現代の名工として認められるまでとなったなったそこまでの努力と情熱。
その努力と情熱は、織物工房の職人ひとりひとりにしっかりと受け継がれ、
今でも工房の品々は、見る者に手仕事の感動を与えます。
廣四郎さんが織をはじめたのは戦後のこと。
琉球かすりは戦前は沖縄本島南部、那覇泊といった地域で作られていましたが、
戦後は南風原町を中心に復興され、現在はそのほとんどが南風原産です。
その南風原町に大城廣四郎織物工場はあります。
【 琉球かすりについて 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1983年4月27日指定)
生産地:沖縄県南風原町
生産数は年間3000反以上(帯含む)
※伝統的工芸品に指定されている
織物の中ではトップクラスの生産反数を誇る。
主に絹糸を使用した平織の織物で、糸の染色には
草木を原料とした染料のほか化学染料等が用いられる。
元々は泥藍で染めた木綿絣が原点で、現在では絹糸が
主流となり、生糸、玉糸、真綿のつむぎ糸、麻糸から
毛糸といった様々な糸が用いられている。
特に特殊な撚りをかけた壁糸を使うカベ上布は夏物の定番。
図案は琉球王府の御絵図帳(みえずちょう)に収蔵されており、
古くは手形(発注書のようなもの)の形で添付され
製織されていた。
植物、動物、生活用品などがモチーフで、ひとつひとつの
図柄に意味を持ち、種類は600種にもおよぶ。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
◆八掛の色:桑茶色
身丈(背より) | 162cm (適応身長167cm~157cm) (4尺2寸8分) |
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裄丈 | 67.5cm(1尺7寸8分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68cm(1尺8寸0分) 袖巾34.5cm(9寸1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、お食事、お出かけなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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