商品番号:1517119
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
職人さんの高齢化や後継者不足により希少になってゆく伝統織物。
それでも産地では…少数ながらも、新しい織り手、染め人さんへと代替わりし、
新しい感性によるものづくりがされております。
一本一本に心を込めて織り上げられる手花(てぃーばな)の帯。
細緻に織り出された花織の意匠をお楽しみいただける、表情豊かな九寸帯。
琉球らしさを感じさせる良きお色の一条かと存じます。
琉球ファンの方はどうぞお見逃しなく!
【 色柄 】
ふうわりとした地風の紬地は、
深い茶色を基調に織りなして。
お太鼓にはふっくらとした手花によって創作模様を織りなして。
一見刺繍かとみまごうほどのその文様美は、規則正しくきちんきちんと並び、
丹精込めて織り上げた織り手さんの心を、ふんわりとやさしく伝えてくれます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 花織について 】
南風原、読谷山、与那国など、沖縄各地に存在する花織。
各地で見出された素晴らしい染織文化は、
王府のある首里へと運び伝えられ、
土着の在郷らしい意匠から、王家や士族の着用にふさわしい、
より洗練された意匠へと進化していきました。
その技法には竹ヘラを経糸に割り込ませ、手で持ち上げ
開口させて緯糸を通し、模様を織りなす手花織(ティバナ)と、
文字通り綜絖(緯糸を通すために、経糸を上下に開き、
杼の通る道を開く道具)を用いる綜絖(そうこう)花織がございます。
生地の経方向に色糸を使うものを経浮花織、緯方向に使うものを
緯浮花織と呼ばれております。
絹100%
長さ約3.7m
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、お食事会、お稽古、お出かけ、ランチなど
◆あわせる着物 小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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