【 仕入れ担当 田渕より 】
モダンで知的な印象を醸し出す…
洗練のひと品。
年々過度な減少傾向にある、良き大島紬。
この出会いは希少でございます。
大島ブランドとして高い人気を誇る、
桝屋儀兵衛より、一味違うハイセンスな本場奄美大島紬を仕入れて参りました。
独創性のある意匠を織り上げるためには熟練した技術が必要とされるため、
技術、人気共に今もなお活躍されている大島専門のメーカーさんでございます。
さすがは名門。織りのセンスが格段に違います。
モダンに着こなしていただけるハイセンスなお品をぜひともご堪能くださいませ。
【 お色柄 】
大島紬独特のしなやかでさらりとした肌触り。
やわらかな象牙色に白緑色を基調に縞を織りなした意匠。
細やかに、丁寧に表現されております。
ご存知のように、大島紬は全工程がすべて手作業です。
図案から製織まで6ヶ月から1年近くかかり、また大島独特の技術を多く用いるため、
絣作りから製織時の絣合わせ、部分解きによる色のすり込み等、
大変な苦労が一反一反に込められています。
全体的にすっきりとした爽やかな表情でございますので
都会に馴染みさらりとお召しやすいおすすめの一枚となっております。
気が遠くなるような手間と時間をかけて織り出された手仕事の結晶…。
末長くご愛用いただける方にお届けいたします。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100%(縫製:ミシン縫い)
◆八掛の色:鉄御納戸色
※ガード加工済み
身丈(背より) | 163.5cm (適応身長168.5cm~158.5cm) (4尺3寸2分) |
---|---|
裄丈 | 70cm(1尺8寸5分) |
袖巾 | 36cm(0尺9寸5分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 23.5cm(6寸2分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
≪最長裄丈≫ 現状最大寸法です。(ミシン縫製のため)
※ミシン縫製につきましては、お直し時に針穴が
目立つ可能性がございますのでお直しはおすすめできません。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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