商品番号:1513955
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
繊細な織の成せる技…
緻密に表現された古典を踏襲する意匠。
西陣の名門『加納幸』による
古典のデザインを落ち着いた彩りの絵緯糸で
表現した特選袋帯のご紹介でございます。
帯端に織り込まれた「幸」の文字は、しっかりとしたものづくりの証。
さすがは加納幸、織技のすばらしさが伝わってくる
仕上がりのお品です。
くっきりと際立つ…卓抜した意匠デザイン。
この上ない作品かと存じます。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
重厚な趣きたっぷりに渋みの風情が映える、繊細でしっかりとした打ち込み。
ギュッと密でしっかりとした重さのある帯地。
濃淡のある金箔糸と色糸を用いて匠に表現されたのは菱に分かれた吉祥文様…
蜀江、桐文、割菱など古くから人気のお柄が贅沢に表された格調ある一条でございます。
フォーマルな場にはピッタリの一条でございますので
どんな場にも決して見劣りしないことでしょう。
高雅な華やぎにて着姿を一層惹き立たせる一条…
全体的に色彩が統一されており色糸も落ち着きのあるお色でございますので
暗いお色のお着物でも明るいお色のお着物にも合わせやすく
長く重宝していただけることと存じます。
この機会にぜひご検討くださいませ。
【 加納幸について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.440
1889年(明治22年)創業
専門店指向のフォーマルから、通をうならせる
ユニークな創作品まで幅広く製織する織元。
手織の最高級帯を創作する織屋としての一面も
さることながら、都会的色彩感覚、デザインを
全面に打ち出し、従来の和装の概念にとらわれない
イメージの帯を次々と創作、新しい境地を常に切り開く、
攻守そろったものづくりをしている。
海外での評価も高く、世界的に有名なファッション雑誌への掲載、
メトロポリタン美術館において、ジャパン・アート特別展に出展され、
現在も美術館の収蔵となっている作品もある。
現在の加納幸のコンセプトは『粋さと上品さの両立』。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、お付き添い、パーティー、芸術鑑賞、お食事会など
◆あわせる着物 黒留袖、色留袖、訪問着、付下げ、色無地など
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