商品番号:1507832
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
さらり…夏の琉球もの。
民芸的な絣模様が魅力的な、本場琉球かすりのお着物をご紹介いたします。
使われている撚糸の質の良さ。
そして熟練した織り手が時間をかけて手織りした布の凛とした贅沢さ。
身にまとえば、それらを肌で実感していただけることでしょう。
琉球紅型の染帯や贅沢な花織の帯なども、大変良く似合うおきものです。
夏のお着物シーンを素敵に彩る一枚として、
お目に留まりましたらどうぞお見逃しなく!
【 お色柄 】
透け感美しい地はシックな黒色。
そして一面に表現された琉球伝統文様。
リズムよく配されたお柄のムードに、
南国らしい、おおらかなムードが存分に表現されております。
シャリッとした肌ざわりに、
風が通り抜けるような、品良い透け感のある素材。
目に、肌に、涼の心地を存分に運んでくれます。
暑い沖縄の織り人の知恵によって生まれた織りものは、肌にまとわりつかず、
大変爽やかな着心地をお楽しみいただけることでしょう。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたがおおむね良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 琉球かすりについて 】
沖縄県、南風原地域に受け継がれた絣織物です。
琉球王朝時代からの歴史、戦争の惨禍。
戦後の民芸運動によって救い上げられた美術工芸としての価値。
何もない焼け野原から美しい布を創り出した人々の、
筆舌に尽くしがたい苦労。
琉球の絣は、軽い織物ではありません。
経緯の糸の一本一本、絣文様のひとつひとつに、
心からの願いと祈りが込められて。
反物に触れるだけでその思いが伝わるからこそ、
紬ファンの憧れの織物となっているのでしょう。
【 琉球かすりについて 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1983年4月27日指定)
生産地:沖縄県南風原町
生産数は年間3000反以上(帯含む)
※伝統的工芸品に指定されている
織物の中ではトップクラスの生産反数を誇る。
主に絹糸を使用した平織の織物で、糸の染色には
草木を原料とした染料のほか化学染料等が用いられる。
元々は泥藍で染めた木綿絣が原点で、現在では絹糸が
主流となり、生糸、玉糸、真綿のつむぎ糸、麻糸から
毛糸といった様々な糸が用いられている。
特に特殊な撚りをかけた壁糸を使うカベ上布は夏物の定番。
図案は琉球王府の御絵図帳(みえずちょう)に収蔵されており、
古くは手形(発注書のようなもの)の形で添付され
製織されていた。
植物、動物、生活用品などがモチーフで、ひとつひとつの
図柄に意味を持ち、種類は600種にもおよぶ。
表裏:絹100% (縫製:ミシン)
※居敷当なし、背伏せなし
※ガード加工済
身丈(背より) | 164cm (適応身長169cm~159cm) (4尺3寸3分) |
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裄丈 | 66.5cm(1尺7寸6分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
≪最長裄丈≫ 現状最大寸法です。(ミシン縫製のため)
※ミシン縫製につきましては、お直し時に針穴が
目立つ可能性がございますのでお直しはおすすめできません。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お出かけ、芸術鑑賞、お食事、趣味のお集まりなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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