【夏帯】 正絹西陣織絽袋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「水魚の交わり」 悠々たる納涼の空気 夏のフォーマルの佇まい

商品番号:1507647

¥48,000

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【 仕入れ担当 岡田より 】

悠々と、帯地を泳ぐ。

落ち着きの中にそっと水の気配を忍ばせて頂ける、
大人らしい夏意匠。

鯉のお柄を織り上げた西陣織絽袋帯のご紹介でございます。

鯉は長寿や縁起の謂れのある吉祥のお魚。
夏の帯姿に品格を演出して頂けます。

訪問着、付下げ、色無地等に合わせて、
夏のフォーマルの着姿に大人らしい空気感を。

お目に留まりましたら、お見逃しなく!


【 お色柄 】
軽やかな絽目を織りなした象牙色の絽地。
程よく織り込まれた金糸が柔らかな輝きを添えています。

お柄には伸びやかに織りなされた鯉の意匠を、
金銀糸を用いてを織りなしました。


【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに着用跡、たたみジワがある程度で、
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。


【 橋本テル織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.602
創業1900年頃(明治中期)

西陣の織元。
「伝統を経糸に 想像を緯糸に」をモットーに
唐織や紹巴、佐賀錦をはじめ夏物などの帯を製織。
着物の企画製作も行っている。

【 沿革 】
1900年頃 初代・橋本初三郎が西陣で帯手機業を創業
1952年  二代・橋本昭雄独立創業。
     家業を継ぐ。
1973年  株式会社橋本テル織物法人設立
1998年  三代・橋本博之社長就任
2023年  四代・橋本鴻太朗社長就任


【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)

多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。

起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。

18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。

明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。

織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。

西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。

「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。

- 素材・サイズ

絹100%・金属糸風繊維除く
長さ:4.32m
柄付け:お太鼓柄
耳の縫製:袋縫い

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏、5月下旬~6月の単衣頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。

◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会 など

◆あわせるお着物 夏の訪問着、付下げ、色無地など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。

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