商品番号:1506178
(税込)
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【 仕入れ担当 岡田より 】
おだやかな引箔の表情が味わい深い
特選袋帯のご紹介です。
証紙は付属しておりませんが、タレ先織り込みに
『淡絹』と織り込みがあるため、西陣の名門
【 米田織物 】の引箔紬の特選袋帯かと存じ上げます。
箔の光沢はかなり控えめですので、
洒落訪問着、付下、色無地、小紋、御召などに
あわせて、スマートな帯姿をお楽しみいただけることでしょう。
【 お色柄 】
おだやかな砥粉色(とのこいろ:わずかにベージュをおびた
淡いグレー系のお色)地に、金ベースの靄を表現したよごし箔を
織り込んだ引箔地に、落ち着いた絵緯糸使いで、華を込めた
円文がランダムに織りだされております。
【 商品の状態 】
やや着用皺がございますが、中古品としては
おおむね良好な状態でございます!
お目に留まりましたらお値打ちにご活用くださいませ!
【 米田織物について 】
西陣織工業組合に所属。
西陣織工業組合証紙番号はNO139
【 引箔について 】
帯地や金襴など西陣織の材料のひとつ。
日本の伝統的な紙である和紙(主に三椏)に
色漆やラッカーなどで彩色し、金箔・銀箔
プラチナ箔などで模様をつけたもの。
完成した引箔を約0.3mm幅に裁断し、
一本ずつ順番に帯などに織り込むことで、
引箔に描いた模様が織物に再現される。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.35m(お仕立て上がり)
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事 など
◆あわせる着物 洒落訪問着、付下、色無地、小紋、御召 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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