贅沢な刺繍の立体感…
染とも織りとも異なる独特の風合い。
【紫峯】による特選手刺繍袋帯をご紹介いたします。
【仕入れ担当 吉岡より】
一目見ただけで心奪われるその感性と、
軽やかな帯地に施したたっぷりの刺繍の風合いに惹かれ
仕入れて参りました!
手刺繍ならではの緻密な美技の成果、本物の逸品。
ひと目でその心意気と高い技術力を実感して頂ける素晴らしい出来栄え。
実物をお手にしていただければ、さらにまたそのお柄の美しさと
卓抜した刺繍技に感動していただけることでしょう。
一刺し一刺し…
帯地から刺繍まで全てにわたって、人の手で作り上げておりますので、
縫い手さんの根気と一点完成させるのに費やした時間を考えますと、
本当に気が遠くなります。
刺繍のお品をお探しの方、また刺繍のお品がお好きな方に、
自信を持ってお勧めいたします。
お手元でご愛用頂けましたら幸いです。
どうかこの機会をお見逃しなくお願いいたします。
【色・柄】
帯地はそっと透け感のあるすくい織の帯地。
地色は穏やかな絹鼠色を基調として、
意匠には、全て手刺繍で一刺し一刺し、
丁寧に「花市松間道」の模様をあしらいました。
すべてを相良刺繍(ダーツ刺繍)で表現した趣味性豊かな面持ち…
六通に渡って縫い込められた贅沢な柄付けの中で
ふっくらと繊細な刺繍の技を贅沢に駆使して、丁寧に表されております。
地色に浮かび上がる粋な配色…
独自の立体感を存分に感じさせる仕上がりでございます。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 相良刺繍について 】
発祥は蘇州刺繍で有名な中国・江蘇省の都市「蘇州」。
中国3大刺繍の中で最も丈夫な刺繍。
漢の時代に始まり、日本では奈良時代に仏像の羅髪
(らほつ=巻き毛)に用いられた事例を見る。
打子刺繍(ダーツ刺繍)とも呼ばれ、その技術を
完璧に習得するには20~30年もの鍛錬が必要。
生地の裏から糸を抜き出して結び玉を作り、これを
連ねて模様を描き出していくため、玉縫いとも呼ばれる。
制作には大変な手間と時間を要するが、糸が浮き上がる
他の刺繍技法と異なり糸がひっかかりにくく、どの刺繍よりも
強度がある。
金銀糸は用いず、光沢のない刺繍糸がメインのため
落ち着いた上品な仕上がりが人気。
日本刺繍の同技法は『相良繍』と呼ばれる。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.5m
紫峯謹製
◇六通柄
※カラー芯(黒)仕立て
◆最適な着用時期 5月下旬~10月上旬(単衣から盛夏)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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