商品番号:1497836
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
紗刺でお柄が表現された生地を切嵌象嵌にて
あしらった特選塩瀬九寸名古屋帯のご紹介です。
軽くてよく締まり、お洒落な要素を持った塩瀬帯。
なんといっても9月から翌年の5月いっぱいまで、
9ヶ月間はお締めいただけ、幅広いデザインのお品がございますので、
『自分だけ!』のコーディネートを完成させるアイテムとしては
これほど優秀で使い勝手のよいお品はございません。
【 お色柄 】
かなり薄手の軽い目方の塩瀬地を
ライトベージュに染め上げ、唐花を刺した
刺繍の裂を切嵌象嵌の技法でアップリケのように
あしらっております。
【 商品の状態 】
お太鼓下に黒い薄よごれ、アタリ(生地の
摩擦によるへこみキズ)などございます。
(※画像の黄色矢印の幅は1cmです。)
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
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佐賀錦 について
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肥前鹿島藩の御殿女中に受け継がれた織物。
京都・西陣織など一般的な織物は箔を緯糸に用いるが、
佐賀錦は箔糸(金銀箔を漆で和紙に貼り細く切ったもの)
を経糸とし、絹糸を緯糸にするほか、織機ではなく
織り台という小さな台に糸や箔をかけて独自の
道具を用いて織るのが特徴。
本来の佐賀錦は織り台を用いるが、現在は
通常の経糸と緯糸に絹糸を使用する博多織と区別し、
絹糸と箔(金色や銀色や焼き箔など)を使用したものを
佐賀錦と呼んでいる。
絹糸は、形状が丸なので上下がないが、箔の場合
張力などが異なるので、耳の引き具合や打ち込み、
箔糸の返りを確認しながら製織せねばならず、
熟練の職人でなければ製織できない。
絹100%※金属糸風繊維のぞく
長さ約3.59m(若干短尺・お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
※腹の御柄付は片腹(関西腹)方向に佐賀錦の裂、
関東腹方向は銀彩のみの柄づけです。
◆最適な着用時期 9月の単衣から翌6月までの単衣、袷(あわせ)の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 軽い格式のお茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 付下、色無地、小紋、御召 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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