【 仕入れ担当 中村より 】
大変珍しいお品を仕入れて参りました。
染色作家・前田仁仙氏による、
希少な無地着尺をご紹介させていただきます。
仁仙氏らしいお柄のひと品で、
タッサーシルクの糸を織り込み、浮かび上がる地紋が程よくカジュアル感を演出…
単衣におすすめの生地感でございます。
この機会、是非ご覧くださいませ。
【 色柄 】
シックな鉄紺色を基調にして染め上げた絹地。
更紗唐草模様が浮かぶその絹地は、
タッサーシルクの生成り色が上品な雰囲気を醸し出します。
落ち着きがあり、染め色を優しく魅せるタッサーシルク。
ご年齢も問わず、様々なお席で重宝していただけます。
是非こういった一枚をお誂えいただきたく思います。
【 前田仁仙について 】
京友禅作家
インド・ジャワの文化、ヨーロッパ諸国の文化等の
影響を受け、独特の色彩感覚で洋服に負けない
オシャレを楽しめる着物をコンセプトに
ドイツから直輸入した含金染料に型紙と
丸刷毛を駆使、透明感のある仁仙独特の
色表現の着物、帯を創作している。
摺り友禅の1箇所染める際の型紙は20枚〜50枚、
反物1反を染める摺り染めの回数は1000回以上を
数えるものもある。
現在は二代・前田仁仙(俊和)が主宰
【 略歴 】
1961年 友禅師・前田仁仙の長男として京都に生まれる
1985年 京都外国語大学卒業後、株式会社小松屋入社
考案室においてデザイン、配色を学ぶ
1990年 株式会社前仁に入社
父に師事する傍ら、友禅のあらゆる染色技法を習得
2001年 株式会社前仁専務取締役に就任
役員として仁仙ブランドの構築に努める
2003年 京都誂友禅工業組合理事に就任
2004年 一級技能検定合格
一級染色技能士を称する古都を認められる
2005年 第52回全国小紋友禅染色競技大会・日本図案家協会賞
2006年 第53回全国小紋友禅染色競技大会・京都織物商業組合賞
京都誂友禅染協議会・近畿経済産業局長賞
2010年 京都誂友禅工業協同組合副理事就任
2012年 全国染色協同組合連合会理事就任
2013年 京都市伝統産業「未来の名匠」認定
【 タッサーシルクについて 】
野蚕糸の中でも、特に光沢と風合いにすぐれた天然タッサーシルク。
吸湿性、保温性、紫外線防止性もある、まさに人に優しい素材でございます。
野蚕王国インドの中でも代表的なタサール蚕(タッサー)の絹糸は、
聖なるものの象徴として巡礼や婚礼の衣装に用いられてきました。
野蚕とは家蚕と分けられる、野性の蚕のことです。
経糸:絹100%
緯糸:タッサーシルク50% 絹50%
長さ約12.5m 内巾37.5m(裄丈71cmまで)
白生地にはタッサーシルク糸使用、紋意匠地を用いております。
◆最適な着用時期 9月~翌年6月の袷・単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、お稽古事、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる帯 お洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
湯のし1,650円+※胴裏7,260円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
[ 単 ]
湯のし1,650円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
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