商品番号:1483318
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
さすが名門の仕上がりらしく、
よく出回っているものとは織りくちが異なります。
西陣の老舗であり名門、洛陽織物より特選の一条を仕入れて参りました。
中でも人気の古渡更紗のシリーズは展示会等でご存知の方も多いのではないでしょうか。
細部にもこだわった本当に品の良いお品ですので、是非ともお手元でご覧いただければと思います。
【 お色柄 】
しなやかな帯地はシックな印象の濃墨黒色を基調に織りなして。
意匠には幽玄に浮かび上がる蔦のお柄をあらわしました。
そっと添えられた銀糸の煌めきが美しいひと品でございます。
裏面には細やかな四角模様をモダンに散りばめた、両面使いに。
軽やかでしなやかな仕上がりは、きっと重宝していただけることでしょう。
流行すたりのない意匠でございますので、末永くご愛用いただけることと存じます。
お色柄、地風ともに大変素敵なお品です。
お手元でご愛用いただける一品となりましたら幸いでございます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
うっすらと締め跡がございますのでお届け前にプレス加工をサービスいたします。
【 洛陽織物について 】
百余年の歴史をもつ、西陣織一筋の織元「洛陽織物」。
伝統的な京町屋の社屋は手織工房も併設している、西陣の老舗機屋さんです。
常に、時代とともに風化しないデザインの美しさや斬新さを追求するその姿勢。
歴史と伝統に裏打ちされた匠の技により創作されるお品は、
洗練されたデザインセンスと確かな品質により、
あらゆる世代から支持され続け西陣でも屈指の機屋さんです。
【 洛陽織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.56
1898年(明治31年)創業
1949年(昭和24年)設立
天保初年(1804年) 井筒屋萬助が織司として創始。
初代井筒屋萬助(滋賀萬助)が近江国滋賀郡より入洛。
西陣にて織司「井筒屋」を興した。
1949年四代目滋賀辰雄が「洛陽織物株式会社」を設立。
格調高い礼装用の帯をはじめ、洒落帯、御召など
長い歴史の中で培われた織技術を用い、丁寧な
ものづくりを続けている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100% (金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
西陣織工業組合証紙No56 洛陽織物謹製
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、観劇、お出かけ、お食事など
◆合わせるお着物 付下げ、色無地、小紋、御召など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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